お客様が話しやすい質問の仕方

 

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

 


お客様が話しやすい質問の仕方

 

接客では、お客様から
商品に求めていることを伺えることで、
一気に話が進むことも多くあります。

 

そのため、あなたも
”何を求めているのかな?”
”今の商品に対して、どう感じているのかな?”
と思い、質問されるのではないでしょうか。

 

しかし、だからといって
いつもサクサク答えてもらえるわけではないはずです。

 

『このお客様、
 聞いても全然反応してくれないよ~』
『一体何を考えているの?』
と感じることも少なくないはず。

 

こんな時、
あなたの質問の仕方
ほんの少し変えることで解消できるかもしれません。

 

先日、電車の中で2人の男性を見かけました。
 

スーツを着た上司と部下。

 

上司が
「どうなっているの?」と聞き、
部下がポショポショと答えています。

 

それに対し、上司は
「それを聞きたいんじゃないんだよ。
 どうなっているのかを聞いているの!」
と言い、また部下がポショポショと答えています。

 

上司はどんどんキレモードになり、
「だ、か、らー、お前聞いていることに対して答えろよ!
 どうなっているんだよ!?」

 

部下は一生懸命考え、
またポショポショと答えるのですが上司の求めている答えではないようです。

 

何度も何度も
「どうなっているの?」が聞こえてきました。

 

 

 

私は疑問に思いました。

 

 

 

「なぜ、上司は同じ質問しかしないんだろう?」

 

「○○について、どうなっているの?」
「それについて、結果はどうなの?」

と、具体的な質問をしてあげたら部下も答えやすかったと思うのです。

 

そしたら、
上司の意図に合った答えが高い確率で得られたでしょう。

 

これは、接客でも同じです。

 

よくこんな声を聞きます。
「どうですか?という質問に対して
 お客様の返事が聞けないんです。
 話をしてくれないお客様が
 最近は増えてきました」
と。

 

そういうお客様は
確かに増えてきたかもしれないと感じます。

 

そんな時は、
ぜひ、質問の仕方を変えてみれないか考えてみてください。

 

持ってみた感じはどうですか?」

腕を動かしてみた感じはどうですか?」

色はどうですか?」

 

具体的をプラスすることで、
質問を受けたお客様は話しやすくなります。

 

『具体的+どうですか?』
話しやすさをアップさせる一つの手法。

 

いつも「どうですかー?」と抽象的な質問ばかりの方は、
ぜひ、「具体的+どうですか?」も織り交ぜてみてください。

 

きっと、
お客様が少しずつ答えてくれていき、
話をしてもらえる空間がつくれるはずです。

 

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