お客様の気持ちを高める接客中の言葉の選び方

 

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

 

私と夫は目が悪いです。

私が初めてメガネをかけたのは
小学校4年生くらいの時だったと思います。

その頃は
メガネがどうしても嫌で
授業中、黒板が見えない時だけ
かけていた記憶があります。

そして、夫は私よりももっと悪いです。

メガネは高額のものにしないと
レンズが厚すぎて大変なことになります。

だから、家でかけるだけなのに
夫のメガネはけっこう高めです。。。

そして、そんな目の悪い夫婦から
生まれた娘は小学校1年生にして、

先日、早くも
「せんせいが書いている字が見えない」と
言い出しました。

『えーーー><』と思いつつも眼科に行ってみると
視力は0.3。

授業中の見えない時だけ
メガネをかけることにしました。

メガネ屋さんに行き、
娘は赤いフレームを選びました。

そして、数日後。

出来上がったメガネを取りに行ったのですが
そこで、
母娘ともに
ときめいてしまったのです。

メガネを取りに行った際、
対応してくれたのは男性の方でした。

「ゆいかちゃんにピッタリ合うように
 メガネ用意するね~」

と言いながら

娘の鼻や耳に合うように調整してくれました。

そして、娘に
「じゃあ、一人でかける練習をしようか」と言い、

娘は
お兄さんの言う通りに
2度ほど、かけ外しをしました。

娘にとってメガネ自体が
初めてということもあってか、
気持ち上の方で浮いた感じでかけていました。

すると、
男性スタッフの方が口を開きました。

「ゆいかちゃんが一番かわいくなる
 場所はね、もう少しだけ下のところなんだよ」

娘は言われた通り、
かけ直しました。

そしたら、
「そうそう、ほら
 もっとかわいくなったね」
と。

メガネの
”正しいかけ方”ではなく、
”一番かわいくなるかけ方”
教えてくれたのです。

しかも、その男性スタッフの方が
あまりに優しく言うもんだから、

娘だけでなく、
私までキュンとしてしまいました(笑)。

それから娘は教えてもらった
『一番かわいいかけ方の位置』を
忠実に守ってかけています。

この接客を受けて思ったことは
言葉一つでお客様の気持ちは変わる、
ということです。

今回のお兄さんから習うと、

例えば、
あなたが洋服店のスタッフだとして
お客様がスカートを試着したとします。

その際に、
「そちらのスカートは
 腰で履くものなので、
 もう少し下げていただいた方がいいですね」

と、言うよりも

「そちらのスカートは、
 腰で履くことで
 最もスッキリ見えて、
 女性らしさが引き立つので
 もう少し下げていただいた方がいいですね」

と、アドバイスを差し上げた方が
お客様の気持ちはきっと上がりますし、

お買い上げ後もスカートをよりきれいに見える
履き方を意識して着てくれるでしょう。

そうすることで、
商品により満足してくださり、
次の来店につながりやすくなります。

あなたの扱っている商品も
「正しい使い方だから」ではなく、

「さらに○○になる使い方」や、

「○○が引き立つ使い方」
表現できないか考えてみてはいかがでしょうか。

この小さな言葉へのこだわりが
お客様の気持ちを高める
きっかけになるかもしれません。

 

鈴木比砂江

 

PS
今日は、
明日の前入りで広島におります。

帰るまでに広島焼きを食べなくちゃ!

 

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