接客では、高い商品をすすめる?それとも、安い商品で確実に買ってもらう?

 

昨日は、高崎でセミナーでした。

 

主催された方から、

「受講されたスタッフの皆さまが
 あの様に積極的に質問したり、
 いきいきとした表情で
 帰って行かれるのを
 初めて拝見する事が出来ました。」

と感想をいただき、
とてもうれしかったです。

そのセミナー終了後にいただいた質問の中で、

”安い商品をすすめた方がいいのか、
 お店のことを考えて
 高い商品をすすめた方がいいのか
 どちらがいいのでしょうか”

といった内容がありました。

その方は、
確実に買ってもらうために
安い商品をすすめた方がいいんだろうか?

でも、
高い商品をすすめた方が
お店の売上につながるので
その方がいいんだろうか?

と、考えていらっしゃったようです。

接客をしながら
同じような思いをしている方も
多いのではないでしょうか。

では、
安い商品をすすめるべきか?
高い商品をすすめるべきか?

答えは・・・

お客様の使い方に合ったもの
すすめた方がいい

と、私は思います。

そこで、今日は
どちらをすすめたらいいかがわかる
簡単な質問をご紹介しますね。

それは、

「こちら(商品)は、これから
 どれくらいの期間使いたいと
 お考えですか?」

と、これからの使おうとしている
時間を聞いてみることです。

例えば、そこで
「今年の春だけ使えればいい」と
言われたら、

「でしたら、こちらの商品で
 十分です」と、
安い商品を勧めればいいでしょう。

一方で、
「そりゃ、長く使いたいでしょ」と
言われたら、

「そうですよね。
 でしたら、こちらの方が
 つくりも丈夫ですし、
 上質なので、飽きずに長く
 使っていただけるはずです」と、
高い商品を勧めればいいでしょう。

安い商品を提案することが
お客様思いでもなければ、

高い商品を提案することが
お店思いなわけでもありません。

お客様の使い方に合った提案をすることが、
お客様の納得感となり、
お買い上げ率が高まります。

そして、
購入後の満足度にもつながります。

高いものか、安いものか
どちらをすすめたらいいか
迷った時には、

一度、その商品を
どれくらい使いたいかを
聞いてみてはいかがでしょうか。

それが、
あなた自身が
自信を持って商品を提案することにも
つながるはずです。

 

鈴木比砂江

 

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