お客様によってセールストークを変えるのはいい接客なのか

 

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

 

 


お客様によって
変えるのは失礼?

 

 

先日、店舗のスタッフと
面談をしていたら
「お客様によって
 対応を変えたくない」

という方がいらっしゃいました。

 

大切にしたいことを持っているのは
いいことだなと思ったものの、
彼の接客を見ていて、
気になった部分があったため
どんな部分を変えたくないのか
具体的に聞いてみました。

 

すると、
「お客様によって、
 商品説明の仕方や内容を変えたくない」

 

そうしないと、
人によって言うことを変えるのは失礼、
との主張。

 

 

あなたはどう感じるでしょうか?

 

 

私は、
「一人一人の
 お客様の違いを感じていながら
 同じ商品説明をすることの方が
 あたたかくない接客だと思います」

と、お伝えしました。

 

まぁ、
一瞬、凍てついた空気は流れますよね^^;

 

でも、色々なたとえを挙げて
一緒に考えていく中で
スッキリしたようで、
「僕、10年近くこの考えのままでした。
 もっと早く気付きたかったー」

と言っていました。

 

 

話を戻して、
なぜ全員に同じ商品説明をするのは
違うのでしょうか・・・

 

それは、
お客様によって、
商品に求めていることが違うからです。
 

例えば、
Aという靴を
見にいらしたお客様が何名か
来店されたとします。
 

同じ靴を見ていても、
考えていることが同じとは
限りません。

1、デザイン性を重視している方

2、履きやすさにこだわっている方

3、1も2も大切にしたい方

と、同じ商品でも
求めていることは
お客様によって様々です。

 

だからこそ、
1を求めている方には
デザイン性のよさ、

 

2を求めている方には履き心地、
と、重きを置く部分を変えて
説明をした方が
お客様の気持ちは動くのです。

 

新鮮でおいしいお寿司が食べたい人に、
「安いよ、安いよー」と言っても
響かないですよね。

 

だからこそ、
求めていることを掴んで、
お客様に合わせた情報提供
しなくてはいけないんです。

 

もし、お客様の求めていることを
掴んでいるにも関わらず
そこを伝えられていなければ、
それはとてももったいないことです。

 

一度、ご自身の商品説明が
いつでも誰にでも
同じトークになっていないか
振り返ってみると
何か気付きがあるかもしれません。

 

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