理想の接客をするために大事にするべきこと

 

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

 


手に汗を握っても

 

 

ある企業で、
3ヶ月の集中研修後、
飛躍的に購入率が上がったということで、

他の部門の研修も
スタートすることになりました。

 

でも、打ち合わせの時から
担当の方たちが脅すんですよ。

 

「次の方たちは手ごわいですよ~」って。

 

どんな内容で進めていくか
打ち合わせをしていても、
ちょこちょこ
「手ごわいですからね」
というセリフが挟まれるんです。

 

最初は、笑いながら聞き流していたのに、
何度も言われるうちに私も洗脳されていきました。

 

『ここを研修しても、
 はたして変わるんだろうか?』

『変わらないとわかっているのに
 研修するのはどうなんだろう』
と。

 

引き受けたものの、
気がおもーい研修でした。

 

研修当日。

 

重い足を持ち上げながら会場に到着。

 

ふぅ、と
ひと息吐いて研修会場に入ると、
すでに受講生のみなさんが着席していました。

 

でも、下を向いているんです。

 

なんなの!?
このドヨーンとした雰囲気は><!!

 

こんな中、
研修するのはしんどいぞ!

 

そう思いました。

 

そんな私の思いが全然解消しない中、
研修開始時間の10時は
どんどん近づいていきます。

 

ニコニコしながら、
研修担当者の方と話をしているものの
私の心臓はバフバフしています。

 

9時55分。
開始まであと5分となった時には、
洗いたての手のように
汗ばんでいました。

 

10時ちょうど。

 

『よし!いくぞ!』と
自分に喝を入れて前に立ちました。

 

ドキドキしていました。
手は汗だくでした。

 

でも、ニッコニコ楽しそうに
研修しました。

 

ありがたいことに、
受講生の方たちもすぐに雰囲気が変わって、
午後には活発に参加してくださり、
お互いのよさや改善点をフィードバックしてくださるようになっていきました。

研修が終わった時には、
担当の方、部門長の方が
「あんなに楽しそうに仕事をしている様子を
 初めて見ました!」
とか、

 

「あんなに言うことの聞かない人が、
 素直に聞いていて、猛獣使いですね」
など、喜んでくださいました。

 

でも、私がしたことは
たいしたことではありません。

 

大事にしていることを
大事にしただけです。

 

私が大事にしていることは、

・私自身が楽しそうに研修をする
・誰であっても、まっすぐに向き合う

この2点です。

 

雰囲気がいい時には自然とそれができます。

 

でも、場の雰囲気が怖くて
誰も顔を上げてくれない。

 

そんな時こそ、

・私自身が楽しそうに研修をする
・誰であっても、まっすぐに向き合う

そう見られるために
強く意識をして行動します。

 

それが相手に伝わって、
一緒に学ぶ雰囲気がつくれるのかなと思います。

 

これは、接客をしている時からそうでした。

 

接客している時には、
お客様から

・親しみやすいスタッフだと思われる
・一緒に考えてくれるスタッフだと思われる

そう思われる販売員でありたいと思っていました。

 

そこに合う言動って、何だろう?と考え、

そこに合う行動を重ねていったら、
売れるようになっていたんです。

 

 

あなたは
お客様にどんな風に思われる
販売員になりたいですか?

 

そう思ってもらえるために、
大事にすべき言動はどんなことでしょうか?

 

そう思われなくなってしまう
避けるべき言葉や行動はどんなことでしょうか?

 

ここをあげてみて、
大事にすべき言動ができているか。
避けるべき言動はしてしないか。

 

これを定期的に振り返る。

 

その積み重ねがあなたが目指す接客に
導いてくれるのではないでしょうか。

 

鈴木比砂江

PS
私、研修や講演では、
水を飲むペースが速くなります。

これはこっそり緊張している証拠です。
こんな様子を見た時には微笑んでいただけるとうれしいです。

 

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