お客様の滞在時間と購入率を上げる接客ポイント
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
あの店員さんのスゴ技を
解説します
昨日は、
ショッピングセンターで
思わず買ってしまったハンドクリームを
店員の方の接客に触れながらご紹介しました。
もし、忘れてしまったどー!とか、
昨日の分は読んでない、という方は
こちらから確認してくださいね。
↓ ↓ ↓
https://ureru-sekkyaku.com/?p=1613
接客を受けた私は
この店員さんは売れる人だと感じました。
その理由について今日はお届けします。
理由は2つあります。
1点目は
子どもにアプローチをしてくれたこと。
ハンドクリームを使うのは
親である私のはず。
子どもが頻繁に
ハンドクリームを使うだろうとは
あまり想像しないと思うんですよね。
でも、この店員さんは
親をターゲットにする商品にも関わらず
最初に子どもに香りを
かがせたのです。
私は、子どもの次でした。
子どもが先だった。
ここがポイントです。
親の商品にも関わらず
子どもに紹介してくれることで、
『売り込まれそう』という警戒心が解け、
『まずは、
いろんな方に商品を知ってもらいたい』
という気持ちが伝わってきました。
これだけで、
不思議と前向きに
その後の説明を聞くことができました。
続いては、2点目のポイント。
ここは、気付かれた方は
少ないのではないでしょうか。
2点目は、
2つの商品を試す機会をつくったこと。
私たちが試した
1つ目の商品は目を留めていた商品です。
でも、この店員の方は
目を留めた商品だけではなく、
「こんな感じもあるんですよ」と、
ハンドクリームではあるのですが
香りと形状が異なる
もう一つを紹介してくれたのです。
2つ試すことのメリットは
大きく3つあります。
1つは、
お客様の滞在時間が長くなる
そうすることで、
誰もいなかった店内に
他のお客様も入ってきていました。
2つ目は、
2つの商品を
お客様が比較するようになる
購入意欲がさほどなかった商品でも
2点使ってみた後に
「どちらの感じがお好きですか?」と聞かれると、
自然な流れで比較をしてしまっていました。
そうすることで、
『あってもいいかも』
という気持ちが湧いてきました。
3つ目は、
お客様が商品に
長い時間触れられる
当たり前ですが、
1つの商品よりも、
2つの商品を試すことで
このお店の商品に
長い時間触れることになります。
そうすることで
商品への愛着が
湧いてきやすくなるんですよね。
携帯電話を機種交換した時に
近い感覚かと思います。
携帯も、
替えたばかりの時は
『なんか画面が小さくなった』とか、
『持った時に大きさに違和感がある』など
何かしら感じるはずです。
でも、数日使うとしっくりしてくるはず。
それと同じで、
触れる時間が長いとそれだけで
『私のもの』という感覚が高まりやすくなります。
いかがでしょうか。
こんな風に考えると
あなたの接客に生かせる点も
見えてくるのではないでしょうか。
私たちの身近には
参考にできる接客がたくさんあります。
ぜひ、
接客力を高めるために
接客を考えて力を上げていくことにも
力を入れてみてはいかがでしょうか。
鈴木比砂江
PS
購入したハンドクリーム、
いい香りで
なくなったらまた買ってしまいそうです♪
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