接客販売時、どう伝えるとお客様は欲しくなるのか?
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
打ち合わせ場所に早く着いたため、
ビル下のスタバで書いているところです。
先日、あるお洋服店に行った時のこと。
以前も担当してくださった
スタッフの方が素敵な柄の
ワンピースを着ていました。
私、ワンピースが大好きです。
仕事ではたいてい
ワンピースにジャケットです。
(楽ですしね^^♪)
「ステキな柄ですね。
○○さんのキリッとした雰囲気にも とってもお似合いです」
と、お伝えしたところ、
そのスタッフの方が
テンション高めで話をしてくれました。
「このワンピース、実は最初はロング丈だけの
おつくりだったんです。
柄は好きだけど、
ロングはあまり着ないなぁと思っていたら、
膝丈も出ることになって。
もう楽しみで、楽しみで。
お店に届いて、現物を見た途端、即買い決定でした」と。
こちらが微笑んでしまうほど
楽しそうに話をしていました。
『希望の丈が発売されることになってよかったですね』と、
私の方がほっこりしてしまったほど。
で、その後に
3~4秒、間があったでしょうか。
その後に
「鈴木様も着てみられませんか?」
でも、明らかに彼女と私は雰囲気が違いすぎます。
そのスタッフの方は
キリッと知的な美人系。
一方、私は
たれ目のぽっちゃり系。
「いやいや、○○さんとは
全然雰囲気違うので、着こなせないです」と
断ったんですが、
「そんなことありません!」と
あまりにも断言されるもので、試着をしてしまいました。
試着室から出たところ
「ほら、やっぱりお似合いです。
鈴木様の優しい雰囲気だったら、
こういう感じの色のジャケットやカーディガンを
合わせるといいと思います」
と、上に合わせるものを用意しておいてくれたのです。
で、着てみると・・・
”私も着れるかも・・・(♪)”と、
思ってしまいました。
このワンピースの柄は、
私が普通にお店の中を見ているだけだったら、
絶対に目に留まらない一点です。
でも、スタッフの方が
あまりにうれしそうに
その商品について
話されるので、
私も『着てみるだけなら・・・』と、
気持ちが高まってしまったのです。
改めて、
接客する方の”体験談”は
お客様の心を動かすと感じました。
とはいえ、体験談といっても、
様々な切り口があります。
このスタッフの方はどんな切り口で
自身の体験を教えてくれたかというと、
①商品が入ってくる前
(商品を待っている時)の気持ち
②商品を見た時の思い
上記、2点です。
もし、あなたがどちらも
お伝えした経験がないようであれば、
まずは、
②の『商品を見た時の思い』を
お伝えしてみてはいかがでしょうか。
きれいな言葉を選ぶ必要はありません。
あなたが商品と出会った時に
感じたことをそのままお伝えしてみる。
それが、お客様に
興味を持っていただける
一つのきっかけとなるでしょう。
鈴木比砂江
PS
このワンピースを
買ったかどうか・・・
それは、
ご想像にお任せします。
きっと毎日読んでくださっている
あなたにはわかってしまうでしょう。
ご想像の通りです^^
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