商品知識がないお客様に教えること、話すこと
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
暑いです!
家から駅まで歩くだけで
ぐったりしてしまいます。。。
つい先日、
『暑いど~』と思いながら
百貨店の中をぶらっとしていると、
扇子コーナーが目に留まりました。
ちょうど時期的に
セールをやっていたこともあり、
『ちょっと見てみようかな』と思って、
売り場に近づいてみました。
申し訳ないですが、買う気はありません。
そしたら、やっぱり来ました。
女性スタッフの方が。
そして、
「今、お手頃なので
いろいろ見ていってくださいね~」と、
言いながら、一つの扇子を出して見せてくれました。
「このピンクの感じ、
お似合いになりそうですね~」って。
私は、うなづく程度でほぼ無視です。
(ごめんなさい)
すると、
「こういう感じで色があるものと、
シンプルな木の感じがするものとでは
どちらがお好きですか?」と、
質問がありました。
買う目的も持っていない私は
素っ気なく、
「特に好みはありません。
ただ、見てみただけなので・・・」
と、答えました。
すると、そのスタッフの方は
「だったら、色々見てみてください♪
柄によって、見え方が全然違いますから」
と言って、
どんどん出し始めたのです。
「まずは、たくさん見て、
好きな感じの柄を3つくらい
選ぶといいですよー」
と、言いながら。
いつの間にやら、私は
そのスタッフの方から一つずつ渡される扇子に
「かわいいですね♪」とか、
「これはあまり好きな感じではありません」
と、感想を言いながら見ていました。
そして、3つほど
好きな雰囲気が決まったら、
「次は、開いて風を感じてみてください。
強い風、柔らかい風と、
素材や形によって風も違いますから」
と教えてくれました。
私は言われた通り、
それぞれの扇子をパタパタしてみて、
風を感じながら、
『本当だ!風の感じも違うかも』
と、思いながら
いつの間にやら
買う扇子が決まっていました。
今回、私がスタッフに教えてもらったことは、
①まずは、好きな柄を選ぶ
②その後に、風を感じてみて
好みの風を出す扇子を決める
この2点です。
全然知識がわからないお客様には
『選び方』を教えて差し上げる。
そうすることで、
お客様は
自分で選んだ感覚を持ちながら
商品を決めることができることを
身を持って感じました。
あなたが扱っている商品は
どうやって選んでいけば、
お客様にとって満足いく一点に
たどり着けるでしょうか。
一度、考えてみては
いかがでしょうか。
鈴木比砂江
PS
こんな感じで
また買い物をしてしまいましたとさ♪
お客様の心をつかみ、
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