お客様が悩んだ時のあと一歩の後押しの方法

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

電車で
近くにいるカップルが、
なんだか険悪な雰囲気です。

彼が、

「俺だって、
 一生懸命やっているのに売れないんだよ!」

と、嘆きながらキレています。

そして、彼女が

「そのやり方で売れないんだったら
 もっと違うやり方考えなよ!」

と、キレ返しています。

鈴木家の夫婦は、
お互いの仕事の仕方に意見したりはしないので、

なんだか新鮮な感じで
耳をダンボにして聞き入ってしまいました。

どうやら、彼は販売員のようで、
今の売上だと契約は更新しないと
言われてしまったそう。

話を聞いていると、
どうやら、商品の説明をして、
検討してもらうところまではいくのだけれど、

「ほかも見てからにします」と、言われてしまうのだそう。

彼女と話す彼の様子から、
きっとマシンガンのように
息をつく暇もないくらいに
話すんだろうなぁ 
と想像がつきます。

そして、彼は
「うちの商品が高すぎるんだよ!」と、
またまたキレています^^;

今にも暴れだしそうな雰囲気に
後半は少し怖くなってきてしまいました。

彼の興奮っぷりは
尋常ではありませんでしたが、
店頭ではよくあることですよね。

こういう時は、
”どうしたら言いくるめられるだろうか”

と、そこに頭を使うのではなく、
まずは、こう声をかけてみるといいです。

「もう一度、試してみましょうか」 と。

このフレーズだけでは
心細いようであれば、

「もう一度、試してみましょうか」と
言った後に、

「何度も試してみることで
 本当に合うかどうかが
 見えてくると思いますよ」 
と、
添えるといいでしょう。

言葉だけで
お客様の頭に働きかけ続けるのではなく、

体で感じてもらう要素も盛り込む。

それだけで
お客様の気持ちが前進するきっかけが
つくれるはずです。

 

鈴木比砂江

 

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