商品の使用上の注意点のポジティブに感じてもらえる伝え方
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
今日は久々に
パソコンに向かってコトコト仕事dayでした。
明日は、京都へ。
初めてお手伝いをする業種の方たちで、
どんな雰囲気になるんだろう?と、
ドキドキです。
今日は、
商品の使用上の注意点の
伝え方について。
壊れる可能性があるもの、
傷がつく可能性があるもの、
そういった商品を扱う際には
使用上の注意点があります。
いや、
私がお手伝いした企業様では
必ず使用上の注意点があったので、
ほぼすべての商品にあるのかもしれません。
例えば、
直射日光が当たらないところで
保管してほしい。とか、
硬いものでこすらないでほしい。とか、
水には触れないようにしてほしい。とか、
持ち方には注意してほしい。など。
私が鞄を扱っていた際には
素材によっては
雑誌でも新聞などと
長時間接していると
その色が移ってしまう。という
デリケートなものもありました。
そして、接客の際には
その使用上の注意点を
伝えなくてはいけません。
本当はね。
でも、多くのスタッフは
伝えたがらないんです。
なぜか?
注意点をお伝えすると
ネガティブな印象になり、
商品のお買い上げを
取り下げられてしまうのでは?と
不安だからです。
でも、伝えないと
後から「こんなはずじゃなかった」とか
「そんなの聞いてなかった」と
お客様からお叱りを受けて
しまう可能性もあります。
もしくは、しっかり伝えなくては!と
思うものの
「ここを持つと、
壊れやすいので、
やめてください」とか、
「色が変わってしまうので、
直射日光は避けてください」と、
「衝撃に弱いので、
落とさないように気を付けてください」と、
ハッキリ言うことで、
『壊れやすい商品なのか…』と、
お客様がガッカリしてしまうことが
あります。
では、どのように
お伝えしたらよいでしょうか。
簡単な一言を添えるだけで
ネガティブな印象を与えずに
注意点を伝えられます。
その一言とは
「長く使っていただきたいので」
「長く使っていただきたいので、
そのためにいくつか
気を付けていただきたい点があります」や、
「できる限り、
長く、きれいな状態で
使っていただきたいので」と
切り出して、注意点を伝えるのです。
こうしちゃダメだよ!ということを
前面に出すのではなく、
せっかくだから長く使っていただきたい。
だからこそ、気を付ける点を伝えたい。
という気持ちが伝わるようにするのです。
だって、そもそも、
使用上の注意点って、
お客様に長く使っていただくための
項目ですもんね。
その気持ちを言葉として伝える。
それだけで、
お客様をガッカリさせずに、
きちんと取扱い上の注意点を
お伝えすることができます。
ぜひ、使用上の注意点に
触れることから逃げて
とりあえず『今日の売上』だけに
意識を向けるのではなく、
お客様との関係が今後も続いていくように
ポジティブに取扱い上の注意点を
お伝えしていきましょう。
鈴木比砂江
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