新人の接客スタッフから学んだ大切なこと

 

この前の週末に
ピアスを買いました。

接客してくれた方は
明らかに新人さん

たまたまそのお店の商品を
つけていたのですが、
「きれいに着けていただいて
 ありがとうございます」
言ってくれたり、

「今日はみなさんで
 お買い物ですか?」
声をかけてくれます。

とってもぎこちないんです。

『会社や先輩から
 教えてもらっていることを
 一生懸命やっているんだな』と
感じます。

でも、全く嫌な感じは
しませんでした。

むしろ、
『この人から買いたい』と
応援したくなる感じ。

なぜなら、
まっすぐ目を見て
笑顔で接客してくれるので

私に心地よく過ごしてもらおうと
してくださっているんだろうな、
感じたから。

会計が終わって、
商品を渡してくれる際に、

私が書いた
顧客カードをちらっと見て、
「鈴木様、
 お待たせしました。~」
渡してくれました。

顧客カードを見たのは
最後の挨拶時に、
私の名前を添えるために
確認されたのでしょう。

なんだかとても気持ちのいい
時間でした。

そして、
彼女はきっとこれから
売れるようになっていくだろう、と
感じました。

なぜなら、
最後の見送り時には
彼女 一人だけだったから。

売れるまでは先輩が近くにいましたが、

最後の見送り時には
先輩はすでに離れて遠くにいたので、
何を話したかは聞こえないはずです。

でも、彼女は
名前を添えようと思い、
顧客カードをチェックしていました。

最初は、誰もが
ぎこちないところからスタートします。

ですが、
ぎこちないから
こんなことやめよう。と、思うか、

ぎこちないからこそ
慣れるまで
何回もやろうと思うか。

その取り組み方の違いは、
きっと3か月後には
大きな差になると思うんですよね。

あなたは、忙しい時も
お客様を名前で呼ぶために、

クレジットカードや
顧客カードの名前をチェックして、

その後
お客様の名前を添えているでしょうか。

新人の頃は大事に実践していたのに、
経験と共に、
なくしてしまっている行動や思い
ないでしょうか。

たまにはそんなことを思い出してみると
あなたの接客が
いい意味で新鮮になるのでは
ないでしょうか。

 

鈴木比砂江

 


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