『これにします!』と決断してもらえるトーク
今日は一日、
カワルチカラ接客塾のニュースレターを
つくっていました。
今回、ご紹介するトークは
絶対に試していただきたいので、
メンバーのみなさん、
届いたら
音声で聞いてもらえるとうれしいです^^
さて。
先日、調理器具売り場に
行ったときのことです。
ぶらっと見ているうちに
『そういえば、最近
包丁のキレが悪くなってきているなぁ。
だいぶ昔のものだし、
ちょっと見て見ようかな』
それくらいの気持ちで
回っていました。
すると、
エプロンをした女性の方が
声をかけてくれました。
「家で使う包丁は
なかなか何本も持って使い分けるわけではないから
いざ選ぶときに、迷うものですよね」
そんな共感したくなる声かけと共に
いくつかの包丁の特徴を
教えてくれました。
私の状況も聞いてくれて、
そんな中、
A、B、Cの3つの包丁を
紹介いただきました。
Aは取っ手の部分の色が好きではなかったので
すぐに却下^^;
BとCで迷いました。
価格だけで見るとBが
高すぎることもなく、
安すぎることもなく
ちょうどいいのかなぁという感じ。
ですが、Cは
思っていたよりも
けっこう高い。。。
私の心の中では
いろんな声が戦っていました。
『そうそう買い替えるものではないんだから、
いいものを選んでおきなよ♪』という
Cを支持する声もあれば、
『どうせたいした料理作れないんだから
包丁の違いなんてわからないよ。
Bで十分』という
反対の声も。
しまいには、
『今日、決めなくたってよくない?
急いでないでしょ?
だったら、また今度でいいんじゃない??』という
決断延期の声まで。
夫の顔をチラリと見ると
『好きにすればいいじゃろー』
といった関心ゼロの顔。
自分の優柔不断さに
自分で疲れてきていた頃。
その女性スタッフが
口を開きました。
「迷いますよね~。
私、実はAもBもCも使ったことがあるんです。
ほかには、
こちらも、あちらも使ったことがあります。
それぞれによさがありますが、
私はCが一番好きですね。
特にかぼちゃなどの固いものを切るときが
気持ちよく切れるんです♪
なので、もし、今回
Bにされたとしても、
いつかCの包丁も使っていただきたいです^^」
その言葉を受けて、
私は
「Cでお願いします」と
決めることができました。
”色々見た(使った)上で
一番よかった”
これは、シンプルだけれど
ものすごく強く響くトークだと
感じました。
これを伝えられるためには
まずは色々試して、
感じてみないと言うことができません。
もし、あなたが靴を扱っていたら、
店頭に並んでいる商品を
すべて足を入れて
履き心地を感じたり、
鏡で見た経験はありますか?
店頭の商品を試す、ということを
”仕事として”
取り組んでいらっしゃいますか?
もし、ないようでしたら
毎日5分でも、10分でも
お客様数の少ない時間を使って、
1つずつ
商品を試してみることを
おすすめします。
あなたの体験から出てくる言葉は
どんな飾った言葉よりも
強くお客様に届くはずですよ。
鈴木比砂江
お客様の心をつかみ、
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