観光客に選ばれるための駅から近いお店の接客のコツ
こんばんは！
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
観光客に選ばれるための
駅近店の接客
今日は
ちょっと視点を変えて
観光客が立ち寄る駅近店の接客について。
”うちは観光地じゃないからね”と言わずに、
まずは最後まで読んでいただけるとうれしいです。
きっとお役に立てるはず＾＾
仕事柄、
色々な地域を回らせていただく中で感じるのが
ザ・観光地！
という地域ではなくても、
駅から近いお店は観光客が立ち寄るということ。
私も販売員時代、
観光でいらしたお客様の接客をたくさんしました。
日によっては
接客するお客様数の半数以上が観光客。
ということもあったほどです。
今、お店をまわっていて
スタッフと話をすると
『観光客は見ているだけだから売れない』
というのをよく耳にします。
でも、聞くたびに疑問に感じていたんですよね。
なぜなら、
私の中で観光客の方はお買い上げ率が高いと
思っていたからです。
とはいえ、最初のうちは
『私が扱っていた商品だから
お買い上げいただけたのかもしれない』
『私がいたお店の地域だから
お買い上げいただけたのかもしれない』
という思いもありました。
しかし、いろんな方の接客を見ているうちに
そうではないと気づいたんです。
『観光客は買う気がない』
ではなくて、
『観光客に選ばれる接客をしていない』
だけだと。
そこで、
ココを押さえると
観光客との気持ちの距離が一気に縮まる。
そんなコツをお伝えしたいと思います。
それは、
あなたが
自身の地域の観光地を体験することです。
ここでのポイントは
”体験する”ということ。
多くの方が地元の観光地を
知識として知ってはいるものの、
「近くに住んでいると行く機会がなくって」
と言いながら
行った経験を
全然持っていないんですよね。
それって、
すごくもったいないと思うんです。
例えば、
東京に観光に来たとわかった時点で
知識だけの会話だと、
スタッフ
「昨日はどこに行かれたんですか？」
お客様
「吉祥寺でコロッケ食べてきました」
スタッフ
「あ、聞いたことあります。
有名らしいですよね?」
で、終わってしまう。
でも、体験として持っていると
スタッフ
「昨日はどこに行かれたんですか？」
お客様
「吉祥寺でコロッケ食べてきました」
スタッフ
「もしかして、
松坂牛のコロッケですか？」
お客様
「そう！そうです！」
スタッフ
「やっぱり＾＾
肉汁がブシューって出てきませんでしたか？」
お客様
「出てきました。出てきました＾＾」
スタッフ
「すごいおいしかったんですが、
ジューシーすぎて
私は１個食べきれませんでした(笑)」
お客様
「ちょっと重いですよね（笑）。
でも、おいしいし、
せっかく来たからと思って、
私は無理して２個食べちゃいました」
スタッフ
「本当ですか！？
でも、無理して食べた
っていうのも思い出になりますよね」
お客様
「はい＾＾」
違いを感じていただけるでしょうか？
体験として持っている方が
お客様の思い出を一緒に振り返って
楽しむことができるんです。
また、来たばかりで
これから観光するという方にも
「私、前に○○に行ったんですが」
と教えてあげると
これからスタートする旅行のワクワク感を
高めてあげることができます。
こういう時間を共有した上で、
商品を紹介して、
「旅行の思い出にいかがですか？
きっと見る度に
あそこに行ったなぁとか、こんなもの食べたなぁと、
思い出していただけると思いますよ」
とお伝えする。
すると、
「そうですね。じゃあ、旅行の記念に」と
買っていただける可能性が高くなるんです。
これ、ほんとです。
でも、観光地らしいスポットを
手当たり次第回るっていうのは大変ですよね。
そこでオススメは、
『るるぶ』『まっぷる』などの
旅行情報誌を参考にすることです。
実際に観光地に行くと
『るるぶ』や『まっぷる』を片手に
観光している方ってものすごく多いです。
だから
そこに出ている観光地を体験しておくと
観光客と共通の話ができる確率がとっても高いんです。
あなたのお店の地域が『るるぶ』でどんな風に
紹介されているか知っていますか？
まずは、書店に行って見てみる。
そこからのスタートでもいいと思います。
そして、友達、家族、恋人と休みの日を利用して
地元の観光地に行ってみてはいかがでしょうか。
あなた自身も楽しめるでしょうし、
それが観光でいらしたお客様との
関係づくりに大きく役立つはずです☆
鈴木比砂江
ＰＳ
私自身、北海道から
就職で東京に出てきた時、
いろんな観光地に行ったことは
後の接客に大きく役立っていたなぁと感じます。
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