忙しい時間帯もお客様に快適に過ごしてもらうためのお店づくりのコツ

 

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

 


忙しい時でも
快適に過ごしてもらうためにできること

 

今日の研修を終え、
最寄駅のパン屋さんに寄って、
この記事を書いています。

 

クリームパイとコーヒーがお供です。

 

ちょっと前に
仕事後の甘いものを断つことを試みたんですけどね、
1週間程度しか続かずに断念。

 

意思が弱いです。。。

 

さてさて、
今いるこちらのパン屋さん、
駅から1~2分という立地もあり、
いつも賑わっています。

 

ほとんどの時間帯に
レジには誰かしらお客様が並んでいます。

 

パン売り場の隣には食べるスペースもあるのですが、
ここもいつもにぎやかです。

 

でも、客数が多いのに
店頭のパンをのせるトレーがなくなることはありません。

 

コーヒーを注文する方が多いのですが、
レジに収納している
砂糖やミルクが切れることもありません。

 

そして、
食事をするスペースのテーブルはいつもとてもきれいです。

 

普通じゃん?と感じるかもしれませんが、
忙しい時間帯ばかりのお店で、
快適さを維持する
って実は難しいことだったりするのです。

 

では、このお店は
どうして快適な空間をつくり続けられているのか。

 

ある時、
不思議に思って食事をするスペースで
パンをモグモグ食べながら
15分ほど観察してみたんです。
 

 

そしたら、
あることに気付きました。

 

 

このお店では
担当が明確に分かれていたのです。

 

レジが3台あるのですが、
食事ができるスペースに最も近い場所のレジの方は
食事スペースの清掃担当。

 

真ん中のレジの方は
全レジ内の砂糖やミルク、持ち帰り用の袋などの
ストックの補充担当。

 

3つめのレジの方は
トレーを拭いて戻すのと、新しくパンが焼きあがったら
店頭に出す担当。

 

そして、一瞬
レジ前に並んでいるお客様の列が途切れて、
わずか5秒でも時間が空きそうだったら、
すぐさま自身の担当の業務にあたるのです。

 

通常、レジ担当の方って、
お客様の列が途切れたら
ボーっとしてしまうんですよね。

 

10秒くらいボーっとしてから、
『さあ、何かしようかな~』と、
探し出す。

 

そして、探しているうちに
またお客様がいらっしゃるので、
わずかな時間では結局何もできない。。。

 

なんてことになりがちです。

 

でも、このお店は
責任を持って担当する役割
決まっているのですぐに動けているのです。

 

一瞬の時間も無駄にすることなく
活用できているのです。

 

『忙しくて時間がない』と嘆いていらっしゃるお店は
取り組みの参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

スタッフ数が少ない場合は、

 

手が空いたら
まず、●●をチェックする
次に▲を確認する
その次は、○○をする。

 

という具合に
一瞬でも手が空いた際の過ごし方の手順を
明確にするのも有効ではないでしょうか。

 

鈴木比砂江

 

PS
パンが大好きで、
一日に一回は食べないと
欲求不満になってしまいます(笑)

 

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