お客様に拒否されるのが怖くて接客できない方へ
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
昨日は、暑くてしょうがなかったのに、
今日は一転、一気に肌寒くなりましたね~。
昨日は
企業先からの行き帰りだけで
「暑いよ~」と言っていたのに、
今日は
「寒いよ~」と嘆いています。
昨日と今日の間くらいの
気温がいいのになぁ~と、
都合のいいことを思っています。
さて、今日は
時々耳にする
「みんな嫌がるから」
ということについて
取り上げてみたいと思います。
たとえば、
アプローチの声かけについてご紹介すると、
「私のお店は
声をかけるとみんな嫌がるから
声をかけません」
とおっしゃる方が時々、いらっしゃいます。
以前の私でしたら、
「やり方を変えると
お客様の反応は変わるはずですよ」と
言って、
その方に向けて私が接客をしてみて、
どう感じるかを伺うことをしていました。
そうすると、
『声かけの仕方によっては嫌な気分にならない』と
感じてくださるんですよね。
でも、先日
スタッフの方とお話をしていて
ふと思ったんです。
「みんな嫌がる」の「みんな」って、
どれくらいの割合なんだろう?と。
そこで、次の研修までの1か月間、
①自分から声をかけた人数
②「声をかけないでください」と
拒否された人数
上記の2点を
カウントしてもらうようにお願いをしました。
1か月後、どんな結果が出てきたか・・・
「声をかけないでください」と
おっしゃったお客様は確かにいらっしゃいました。
でも、わずか2%だったのです。
100人に声をかけたら、
声をかけられるのを嫌がったお客様は
たった2人。
「この数字を見て、
何か感じられたことはありましたか?」と
そのスタッフの方に聞くと、
「思っていたよりも全然少なかったです」と、
言っていました。
これは、
「みんな嫌がる」と
接客しようとしない方は大げさな人が多いんですよ!
ということを
言いたいのではありません。
どうしても、
嫌なこととか、
ショックなことの方がインパクトが大きいため、
そちらに目を向けてしまうんですよね。
私なんて、保育園の時に
やんちゃな男子2人組に
「顔が丸くて
アンパンマンみたい」と
言われたんです。
今だったら
「正義の味方だ♪」と
笑って流せますが、
当時は、
ショックで、ショックで・・・
トイレでシクシク泣いたほどです(笑)。
そして、それからというもの
『きっとみんなも
私のことをアンパンマンみたいだと
思っているんだ』と、
思ってしまい、顔を見られるのが嫌でした。
その時は
たった2人に言われたこと。
それを
「みんなも思っている」、と
思い込んでしまっていたのです。
もし、あなたや
あなたのお店のスタッフが
「みんな嫌がるんです」とか、
「お客様はみんな
そう言いますから」と言って、
積極的に接客をできない状況になってしまった際には、
ぜひ、「事実」を知るために
どれほどのお客様がそう感じているのか、
そう言っているのかをカウントしてみてください。
思い込みの枠から
抜け出すきっかけとなるはずです。
鈴木比砂江
PS
ちなみに、私の娘もまるっまるの顔です。
アンパンマンは
しっかり受け継がれました^^
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