なぜ、あのお店の接客は居心地がよかったのか

 

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

今日は
福岡のホテルで書いています。

ここ3ヶ月、
福岡に月に2~3回来ているので
すっかり『私の庭♪』気分になっております。

今回は早めにホテルに入れたので、
ホテルから5分の場所にある
マッサージに向かったところ

30分歩き回り、
結局わからず汗だくになって
最終的にはタクシーに乗る。

という、予想外の場面で
運動をしてしまいました。

調子に乗ってはいけないな、と教訓です。

でも、マッサージをしてきて
体もスッキリ。気分も爽快です。

そこのマッサージ、
なんだか心地よかったんです。

ずっと話していたわけでは
ないのですが、
親近感が湧いたんです。

で、帰り途中に
『なぜ、そう感じたんだろう?』と
思い出してみたところあることに気づきました。

それは、
マッサージを担当してくださった方が
頻繁に私の名前を呼んでくださったのです。

「鈴木さん、今日
 特につらいところありますか?」

「鈴木さんは何の仕事されてます?
 肩ひどいですね~」

「はい。鈴木さん、
 じゃあ、今度は上を向いてください」

「鈴木さんって、おもしろいですね。
 ふつう、マッサージされている時に
 みなさん、もぞもぞ少しは動くんですが
 鈴木さんは1ミリも動かない。
 笑っちゃいそうになりましたよ」

といった感じで、
私の名前を呼んでくれるんです。

1度だけじゃなく、何度も。

あー、名前を呼んでもらえるって
大事にされていると感じられる
大きなポイントなんだなぁと
感じました。

そして、ホテルに戻ってきて
明日お会いするご担当の方たちの
名刺を出して名前を確認しました。

ちゃんと名前を呼んで
あいさつできるように、と。

実は最近、私
人の名前を覚えることが
なかなかできなくなってきていたんです。

でも、内心
『たくさんの人に
 お会いしているんだから
 仕方ないよね』と、
思ってしまっていたように感じます。

ですが、
今日マッサージを受けて、

『私、名前覚えられないから』で、
片づけるのは
せっかくご縁があったお客様に
失礼だな、と学ばせてもらいました。

あなたも
まずは、今日の来店予定のお客様や、
取り置きをしているお客様の
名前を確認してから接客に臨む。

クレジットカードの決済で
署名をしてくださった際に
名前を知れた際には
そのあとは名前を呼ぶ。

今よりも1度、2度
お客様の名前を呼ぶ回数を
増やしてみてはいかがでしょうか。

こんな小さなことですが
お客様の気持ちが動く
きっかけになるかもしれません。

 

鈴木比砂江

 

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