「また行きたい」と思えないお店の接客

こんばんは!

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

研修を担当する際には
プライベートや合間時間を使って
事前にお店を見に行くようにしています。

そうしないと、
何が強みで、
どこに改善点があるのか
イメージが全くできないので。。。

そして、ついでに
周りのお店の接客も知るために、
ふらふらします。

先日、そのふらふらしている中で
ある洋服店に入りました。

飾られているワンピースの色や
雰囲気がすごく好きだったのです。

でも、
「よろしければ、
 ご試着もできますので~」と
言いながらも
直接は全く声をかけてきてくれません。

その日の私の恰好は
デニムにカジュアルなセーター。

見ているワンピースとは
合わない感じだったので、
『あなたには違うでしょ』と、
思われたのかもしれません。

でも、私は
自分から店員の方に声をかけることって、
できないんです。
(ここは気持ち悪いほどシャイ・・・)

だから、ワンピースを触りながら
ずっと立っていたんです。

3分ほど経ったでしょうか。

店員の方が
しびれを切らしたのか
「試着されませんか?」と、
言ってくれました。

私は、買う気満々で試着室に入りました。

で、試着してみると・・・

 

なんか変なんですわ。

腰回りが
妙にもっさり見えて、
妊娠中期くらいの感じ。

でも、一目ぼれしたデザインだったので
なかなか諦めがつかず、
どうにかしてスッキリ見えないものかと
考えていたんです。

ですが、どうにも
見た目”妊婦”から変わることはないので、
一度お店を出て頭を冷やそうと思い、

「ありがとうございます。
 ほかのお店もちょっと
 見てから考えます」と
言ったんです。

すると、
「ありがとうございます。
 またお待ちしています」と、
言ってくれました。

ですが、
目も合わせず、無表情で。

『もうここのお店には
 入れないなぁ…』と
思いました。

「ありがとうございます。
 またお待ちしています」

文字だけ見ると、
これって、全然悪い言葉ではありません。

ですが、
声のトーン、表情、態度から

『そう思っていないでしょ』

と、感じさせてしまうのです。

声や表情、態度って、
言葉の力を奪ってしまうこともあると
改めて感じた時でした。

あなたが接客中に
届けている言葉と行動
伴っているでしょうか。

店内のみなさんと
お互いのことを
振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

鈴木比砂江

 

 

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