お客様の予想外を”あえて”提案してみる
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
我が家の冷蔵庫には
いつもヨーグルトが
ストックされています。
先日、娘とスーパーに
行った時のことです。
ヨーグルトコーナーで
いつものように
ブルガリアヨーグルトを
手に取ろうとした私に、
娘から一言。
「ママは、なんでいつも
このヨーグルトなの?
これが大好きなの?」
私は
「いつもこれを食べているから
これがいいかなって思っただけで
理由はあまりないんだ。
他に食べてみたいのある?」
と聞き、
その日は
新しいヨーグルトを買ってきました。
これは店頭でも
よくあることです。
接客をしていると、お客様が
「いつも、これくらいの大きさに
しているから、そうする」
「いつも、黒を選んでいるから
黒が安心」
”いつも選んでいるから”という理由で、
商品を考えるお客様も
少なくありません。
そして、
”いつも選んでいるから”と言っているのに、
「これじゃあ、今持っているものと
変わりないから・・・」
とやめる方も多いんですよね(笑)。
で、ここからが重要です。
お客様がいつも選んでいるもの
そこには
特別なこだわりがないことも多いです。
いつも選んできたから、
なんとなく安心できる。
というだけのことも
多いんです。
ですから、
あえて、お客様のおっしゃることと
違う商品を見てもらうのも一つです。
「好みとは違うかもしれませんが、
こういうものも合いそうですよね」
「こういうものも合いそうですが、
ちょっと試してみませんか?」と。
あえて、お客様が持っている
イメージと違うものをお見せすることで
「おぉ!こういうのもけっこういいね」と
新たな世界を知るきっかけになるかも
しれませんし、
「やっぱり、私は
いつものがいい」と、お客様が
いつも通りのよさに確信を持てるかも
しれません。
お客様が持つ世界の中から飛び出した
商品に触れる機会を
こちらがつくって差し上げる。
それも、お客様の気持ちが動く
接客のコツです。
鈴木比砂江
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