売れる話し方と、上手に話しているのに売れない話し方
福岡からの帰りです。
昨日は大阪でセミナーだったのですが、
終了後に何名か
感想や質問を届けに
近づいてきてくれました。
その中の
お一人の質問で
「お店で売れている人と同じように
話しているつもりなのに
売れないんです」
という方がいらっしゃいました。
そこで、
「どんな風に
紹介されているんですか?」と
商品紹介トークを聞いてみたところ…
確かに興味が持てない。。。><
別にトーク自体が悪いわけでは
ないんです。
でも、文章を読んでいる感じで
入ってこないんです。
なんて表現したらいいんでしょう。
棒読みのような感じなのです。
そのため、
「(あなたは)その商品の
どんなところが素敵だと
感じますか?」と
聞いてみたところ、
途端に
イキイキとした表情と声で
話をしてくれました。
そこで、商品の紹介トークを
変えることを提案しました。
どう変えるかというと、
「私がこちら(商品)の
最もすごいと感じる点は~」
から話し出すことです。
なお、その場で
すぐにトライしてみてくださったのですが、
「話しやすくて、
自然に気持ちが込められます」と
言っていました。
なぜ、修正したものの方が
イキイキ感が出たのかというと、
①自分が思っていることを、
②自分の言葉で
伝えているからです。
好きな人に「好き」と言うのと、
全く興味のない人に「好き」と
言うのとでは、
伝わる気持ちが
きっと全然違うはず。
それと同じように
商品を紹介する際には、
どんな言葉を並べるかも大事ですが、
それ以上に
接客する人の思っていることが
一番伝わりやすいトークです。
もし、
上手に話しているはずなのに、
お客様が興味を持ってくれない。。。
そう思うことが増えてきたら、
「私がこちら(商品)の
最も素敵(すごい)だと感じる点は~」
と、話し出してみては
いかがでしょうか。
飾られた言葉じゃないかもしれませんが、
その方がきっとずっと
お客様に届く言葉となるはずです。
鈴木比砂江
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