購入客が増える、店頭での呼びかけ時の数字の使い方

今日は、丸の内で
セミナーでした。

 

東京駅から
2分ほど歩いただけなのに、
暑くてぐったり。。。

でも、どれだけ暑くても
いいのか、悪いのか
食欲には影響のない私は、

2本のセミナーを終え、
コーヒーのおともに、
かぼちゃタルトを食べながら
書いています。

 

このカフェに来る途中で、
和菓子屋さんの前を通りました。

 

ちらっと見ると、
おまんじゅうや、
串団子が並んでいます。

 

店内からは
「いらっしゃいませ~」と、
明るい声が飛んでいます。

 

私の隣には、
30代くらいの女性と、
60代くらいかと思われる
女性が2人で歩いています。

 

似ているので、
おそらく親娘でしょう。

 

お母さんが娘さんに
「みたらし団子、おいしそうだね。
 1本だけ買おうか」 と、
言いました。

 

すると、娘さんは
小さな声で即答で、
「1本だけなんて、
 買えないよー。
 嫌がられるに決まっているじゃない」 と、
言い、

お母さんも
「そうだね~。」と、言い
去っていきました。

 

お店のスタッフの方には
親娘の声は届いていないでしょうが、
きっとこんな風に思うお客様って、
少なくはないと思うのです。

 

こういう方が
まずは1本 串団子を食べてみて
『おいしー!』と思ってくださったら、

次回は、
家族の分を
買ってくれるかもしれませんよね。

 

では、こんな風に思っているかもしれない
お客様にもお買い上げいただくためには
どんなことをしたらいいか。

 

やることは
とっても簡単です。

 

それは、
「お一つから、お求めいただけます」 と、
いくつから買えるのか、
教えて差し上げることです。

 

ポイントは、
具体的な数字を入れること。

 

「少量から、お求めいただけます」だと、

おまんじゅう 2~3個が
少量と捉える方もいらっしゃいます。

 

お肉の量り売りをされているお店であれば、

「少量からどうぞー」

よりも、

「50グラムからお包みいたします」

 

回転ずしだったら、

「お気軽にどうぞー」

よりも、

「一皿から、どうぞ」の方が、

『こんな少しでいいのかな?』と
思っているお客様も
気軽に一歩を踏み出せます。

 

数字の使い方で、
ぜひ、あなたのお店の商品を
チャレンジできるお客様を
増やしにいく。

 

たった1点から
スタートしたお客様が、

将来、
たくさん&頻度高く利用してくださる
お客様へ変わってくださるかも
しれません。

 

 

鈴木比砂江

 

 

 

 

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