信頼されない、売れない人の話し方のクセ
全国14ヶ所での研修がスタートし、
今日は2回目の研修に向かう前に
書いています。
先日、
ある空港でレンタカーを
借りた時のことです。
(駅や空港から
会場へ向かう際に、
交通の便が悪い時には
レンタカーを借りることも
けっこう多いんですよね。)
受付で、
スタッフの方から
こんな話を受けました。
「最近、追突事故が多いので、
車間距離を取るように
会社から言われていますので、
よろしくお願いします」
最初は、
ちょっとした違和感だけでした。
でも、接客を受けるにつれて、
違和感は募っていきました。
「返す時には
ガソリンを満タンにしてください。
5キロ以内のところじゃないと
会社から怒られちゃうので、
ここか、あそこでお願いします」
外に出てからは、
「車に、小さな傷はついているようですが、
大きな傷はないので、
気をつけるように、とのことです」
あなたも違和感に
気づかれたでしょうか。
このスタッフの方の話し方には
責任感がないんですよね。
「会社から言われたので」とか、
「傷がついているようですが、」とか、
「気を付けるように、
とのことです」とかって、
『自分は思っていないんですが、
言えって言われているので
言っています』という
気持ちが伝わります。
これは、
商品を販売している方の中にも
時々見かける話し方です。
「こちら、
こうやって使うと、
壊れやすいらしいので」とか、
「品切れみたいです」とか、
「らしいです」「みたいです」
という言葉を選ぶことで、
『私はよくわからないんですけど』という
ニュアンスが伝わる話し方。
これで
お客様からの苦情になることは
そう多くないでしょう。
ですが、こういう話し方をする方を
お客様は信頼しようとは思えないので、
お買い上げにつながらないことが多いです。
気づかぬうちに、
責任を誰かに押し付けるような話し方を
してしまっていないか。
私自身も含めて
気を付けようと思った出来事でした。
※
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満席となりました!
いらしてくださるみなさま、
お会いできることを楽しみにしています^^
鈴木比砂江
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