感じの悪い接客~なぜ、感じがいいはずなのに、お客様からクレームを受けてしまうの?~

東京は晴れて
あたたかな日差しが届いていました。

 

このまま春に向かってほしいなぁと
思いつつも、

花粉症も感じてきて
目がかゆく、
鼻水が出てきています。

 

春が待ち遠しいような、
来てほしくないような
なんとも言えない気持ちです^^;

 

さて。

 

昨日、仕事の帰りに
立ち寄ったお店でのことです。

 

店内をぶらりと見て、
商品を決めて
レジに持っていきました。

 

レジを担当してくださったのは、
笑顔が優しい
とても感じがいい男性です。

 

気持ちよく会計を終えようとしていたときに
事件は起きました。

 

クレジットカードを出して
「こちらにご署名をお願いします」と言われ、
名前を書こうとして
ん?と、思いました。

 

印字されている金額がおかしい。

 

「0」が1つ、多いのです。

 

3,000円くらいのものを購入したのですが、
30,000円になっているのです。

絶対にあってはいけないミスでしょうが、
私もお客様に迷惑をかけてしまうミスを
たくさんしてきました。

 

なので、
『こういうこともあるよね^^』という感じで、
全く怒りも起きず、
その男性の方に言いました。

 


「金額、違うと思いますよ^^」

 

そのときです。

 

男性のスタッフの方は、
カードの明細を見て、

「あー、本当だー
 違いますね~^^」
と、
満面の笑顔で返してくれたのです。

 

続けて、
「今、取り消しますので
 お待ちくださいね^^」
と、
これまた満面の笑顔で言う。

 

その上で、
「では、もう一度
 決済しなおしますので
 カードお借りできますか?^^」
と、
これまた満面の笑顔で
声をかけてくれました。

 

終始、笑顔なんです。

 

笑顔なのですが、
時間が経つにつれて
とても気分がよくなかったのです。

 

なぜか。

 

ミスをしたあとも
ずーっと笑顔だったから。

 

このときに感じました。

ミスをした際に、
笑顔で接すると、

それは
優しさではなく、
ヘラヘラした印象に
伝わってしまうんだなぁと。

 

こちらの不手際で
ミスをしてしまったとき。

 

お客様にご迷惑を
おかけしてしまったとき。

 

お客様のご要望に
お応えできなかったとき。

 

こんなときには、
笑顔ではなく、

眉間に少しシワが寄る感じの
申し訳なさそうな表情を添える。

 

当たり前に感じることかもしれませんが、
気持ちが伝わる表情を
磨いていきたい。

 

改めて、そう思ったできごとでした。

 

 

鈴木比砂江

 

 

 


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