接客で、お客様へ伝える際に大事にしたいポイント

今週の月曜に、

スタッフと仕事で

山口に行ってきました。

 

 

その帰りの空港でのこと。

 

 

荷物を整理しながら搭乗口に入る準備をしていたら、
1人の男性が
走ってきて
私たちの前にしゃがみました。

 

 

そして、
「東京に行きたいんですが、
 飛行機代をもらえませんか?
 1,000円でもいいので!」

 

 

そう声をかけてきました。

 

 

スタッフは
ポカン…と、しています。

 

 

なので、私が言いました。

 

 

「今回はごめんなさい」と。

 

 

そしたら、
「だめですか?」と、もう一度。

 

 

私がうなづくと、

 

その男性はほかの人のところに
向かっていました。

 

 

1,000円を出したくなかったわけでは
ありません。

 

 

出そうと思えなかったのです。

 

 

なぜなら、

「?」がたくさん頭に浮かんだからです。

 

 

 

 

まずは、
なぜ、「1,000円」でいいの?

 

 

飛行機の当日券を買ったら
3万円以上します。

 

 

そのときの空港には
お客様は20名くらいしかいませんでした。

 

 

20名 全員から
1,000円ずつをもらえたとしても
飛行機に乗れないです。

 

 

それなのに、
1,000円って、
おかしくないかな?と。

 

 

あとは、
背負っているリュックも
おかしい。

 

 

なぜ、ウーバーイーツの
リュック???

 

 

『東京から山口のお店に
 注文でも入っちゃったの???』

 

 


思いました。

 

 

でも、一番は
なぜ、東京に行きたいのか
わからなかった
ことが
1,000円を出そうと思えなかった理由だと
思います。

 

 

仮に、
「ウーバーイーツで
 仕事を受けたら、
 届け先が東京だったんです><

 

 うっかり受けてしまった自分が悪いんですが、
 受けたからには届けなくてはいけないので
 お願いできませんか?」

 

 

と、言われたとしたら
「そんなこと、あるの???」
と、爆笑しながらも
1,000円を出したかもしれません。

 

 

あとは、もっと素直に
「どうしても東京オリンピックの会場の
 近くに行ってみたくて。

 アルバイトして
 飛行機代をためなさい!
 と思われるでしょうが、
 明日の●●の競技を
 近くで感じたいんです。

 

 わがままなのですが、
 協力お願いできないでしょうか?」

 

と言われたら、
「次は
 もっと前からアルバイトを始めて
 お金貯めておいたほうがいいですよ」

 

 

と、言いながらも
協力したと思います。

 

 

今回、
この男性に1,000円を
出すべきだったかどうか、
ということを言いたいのではなく、
『理由を添える』ことは
大事だなぁと改めて思いました。

 

 

これは、
接客でも同じです。

 

 

お客様に
「こちらがいいと思う」と
言う際には、
「お客様には
 こちらのピアスが合うと思います」

 

で、終わるのではなく、

「お客様には
 こちらのピアスが合うと思います。

 

 すでに揺れるタイプは
 いくつかお持ちのようなので、
 今回は、
 揺れないけれど、
 その分、大きめなもので
 存在感のあるものを選んでいただくと
 これまでとまた違った感じで
 楽しんでいただける
と思います^^」

 

 

と、理由を添える。

 

 

そうすることで、
お客様も
『確かに』と、納得感を持って
お買い上げに向けて一歩
進める
のではないでしょうか。

 

 

 

鈴木比砂江

 

 

 

最近、YouTubeを
かなり頻繁にアップしています^^

 

こちらの動画は
アップして早々に
たくさんの方が観てくださっています。

 

まだの方は、ぜひ^^

 

お客様から「今日、買うつもりはない」と
言われたときの切り返し方

 

 

 

 

 

 

 

お客様の心をつかみ、
売れるための具体的なポイントが届く!

メールレッスンはこちら