売れる人のシンプルな口ぐせ・言葉

ジャケットの中に着るインナーを

見ていたときのこと。

 

 

一枚のニットに

目が留まりました。

 

 

でも、広げてみると

少し小さめに見えます。

 

 

『着るとムチムチしちゃうかも…』

 

 

そう思って、

声をかけてくれたスタッフの方に

聞いてみました。

 

 

「こちら、着ると

 ぴっちりするでしょうか?」

 

 

すると、スタッフの方は

 

 

「あー、そんなことはないと

 思いますけどね…」と、

教えてくれました。

 

 

「よかったら、試着されてみてください」

言ってくださったのですが、

私はなぜか

『きっと、きつめなんだろうなぁ』と

思ってしまい、

試着をせずに

お店を出てきました。

 

 

 

 

そこで、思い出したのです。

 

 

「試着してみよう」と思わせて

くれるスタッフの方の

口グセを。

 

 

その方たちの口グセとは…

「着ると、◎◎なんです」

 

 

「着ると」という切り出しで

着た時の見え方や、

着心地を教えてくれるんです。

 

 

そして、試着の案内をしてくれるので、

『よさそうだし、着てみようかな^^』

思えるんですよね。

 

 

お客様からすると

商品を試すのは

ちょっぴり勇気がいる方も多いでしょう。

 

 

また、少し面倒に感じてしまうことも

あります。(←私だけかな??)

 

 

だからこそ、

見ているだけではわからない

持ち心地や、着心地や、

見え方などを

お客様より先に体験をして、

お伝えできるようにしておくことは、

お客様思いの一つのサービスでは

ないでしょうか。

 

 

これは、洋服に限ったことではありません。

 

 

「持ってみると、~」

 

 

「つけてみると、~」

 

 

「置いてみると、~」

 

 

「握ってみると、~」

 

 

「押してみると、~」

 

 

という感じで、

様々な商品で使えそうですよね^^

 

 

もし、今 店頭が落ち着いているようでしたら、

『暇だ、暇だ…』と思っていると

次第に気持ちも落ちてきてしまうでしょう。

 

 

こういう時間を利用して、

お客様がいらっしゃる準備として、

自店で扱っている商品を

体験する時間をつくる。

 

 

これも、お客様をお迎えするための

接客の大切な準備ではないでしょうか。

 

 

 

 

鈴木比砂江

 

 

 

 

 

 

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