購入率を落とす接客時の言葉

雨の日が多いですが、

このまま梅雨に入ってしまうのでしょうかね~。

 

 

もう少し

気持ちのよい快晴を感じたいです♪

 

 

さて。

 

 

今日は、先日

受けた接客の中で、

お買い上げ率を下げてしまう言葉だなぁと

感じたものをご紹介させていただきます。

 

 

本棚を探しに

インテリア店に行った時のことです。

 

 

どこに行っても

接客してもらえないので(泣)、

ふらふら何店舗かをまわっている中で、

好きな雰囲気の本棚を見つけました。

 

 

しかも、本棚を見ているうちに

スタッフの方から

声をかけてもらえました。

 

 

そのスタッフと少し話をし、

『このままここで決めてもいいかな。

 買おうかな。どうしようかな』と

思って、

じーっと本棚を見ていた時。

 

 

スタッフの方から質問がありました。

 

 

「やっぱり、価格が

 気になりますかね?」

 

 

 

 

私は、

『本棚の色は、

 うちの壁紙や、他の家具と

 合うかな?』と

思っていました。

 

 

でも、そう言われた瞬間

『ん??

 これって、もしかして

 質の割に高いの??』 

という思いが

芽生えてしまったのです。

 

 

そうなると、

不思議なもので、

『待てよ。

 もしかしたら、もう少し見てみたら

 同じ感じで、

 もっとお手頃なものがあるのかも

とか、

 

 

『家の本を整理したら、

 もう少し小さい本棚でもいいかな

と、買わない理由を

探しだそうとしてしまったのです。

 

 

そして・・・

 

 

「ありがとうございます。

 もう少し考えてみます」と、

ありがちなお断りを

してしまいました。

 

 

ここから学んだことは

 

「値段が気になりますか?」

 

「色が気になりますか?」

 

「デザインが気になりますか?」と、

 

 

購入を迷っている段階で

「●●が気になりますか?」

聞くことは、

お客様に余計な迷いを

与えてしまう可能性があることです。

 

 

色は問題なく、

デザインが気になっているお客様に

「やっぱり、

 色が気になりますかね?」と

言ったら、

 

 

『確かに、デザインだけじゃなく、

 色もちょっと派手すぎるかも

 しれないな』

と、不安の芽が生まれてきてしまうかも

しれないのです。

 

 

では、どうするか?

 

 

「何か気になっている点は

 ありますか?」

 

と、指定をせずに聞くことです。

 

 

そうすることで、

お客様に余計な不安を抱かせず、

それでいて、

持っている不安を解決して

差し上げることができます。

 

 

一文字、二文字の差。

 

 

でも、こんな小さな差が

お客様の気持ちに大きく

影響していくんですよね。

 

 

 

 

 

鈴木比砂江

 

 

 

 

 

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