お客様に声をかけるタイミング

お客様の”心が動く”
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

 

今回のテーマは、
お客様に声をかけるタイミングについてです。

お客様が来店された時、
「いらっしゃいませ」と声かけした後、
あなたはどんな行動をしていますか?

 

ストーカーのように
お客様の後ろを付いて
歩いてはいないでしょうか?

 

特に平日は、
店内が落ち着いていることもあり、
お客様を逃したくないという
気持ちでいっぱいのあまり、
こんな行動を取ってしまうことが
多いのではないでしょうか。

しかし、実際に、このように後ろを
付いて歩いたお客様は、
声をかけていないにも関わらず、
店内を一周まわったら
そのまま出て行ってしまう。。。

 

そんなケースが多いはずです。

なぜなら、あなたのストーカー接客が
お客様を追い出してしまっているからです。

 

では、どのように改善すればいいでしょうか?

それは、お客様から離れて、
タイミングを見て近づくことです。

 

具体的には、
まず、「いらっしゃいませ」と声をかけた後は、
お客様から離れ、清掃や商品を整えたりします。

 

この際、お客様はあなたの視界に
入っている状態ですが、
体や顔はお客様の方を向かないようにします。

 

そして、お客様に近づくチャンスを
伺います。

 

ベストなチャンスは、
お客様が顔を上げる瞬間です。

 

基本的に、たいていのお客様は
店内では少しうつむき加減で、
商品だけを見ています。

 

しかし、気に入ったものが見つかると、
まず足と手を止めます。

 

そして、次に顔を上げるのです。

 

顔を上げる瞬間、
これが、販売員が動くべき相図です。

 

大き目の店舗でも
たいてい長くて5~10秒程度あれば
端から端まで歩けるはずですので、
あなたがお客様から
離れていても問題ありません。

 

もし、もっと離れていて
お客様のもとまで10秒以上かかるようであれば、
顔を上げたお客様と目を合わせて
軽くうなずけば、
お客様は販売員が来ることを察してくれます。

 

このようにストーカー接客をやめて、
お客様が求める時に
動けるようになりましょう。

 

そうすることで、平日でも
店内をゆっくり見てくれるお客様が
増えていきます。

 

 

 

 

 

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