お客様の購買意欲を高めるための商品提案時の接客のコツ
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
お客様はプロじゃない
”接客では、
お客様の気持ちを考えることが重要”
というのは、
きっと誰もが聞いたことがあるはずです。
でも、わかっているつもりだし、
意識はしているもののなかなか接客に
反映できていない人が多いのではないでしょうか。
店舗をまわる中でそう感じる一つに
お客様へ勧める
試し使いや試着の回数の少なさがあります。
あなたは接客中、
同じ商品を”何度”
お客様に試着してもらっていますか?
例えば、私の話を少しすると、
私はスニーカーをあまり履きません。
でも、年に1~2度くらいのペースで
「スニーカーをおしゃれに履きこなしたい!」
という欲求が湧き、
スニーカー探しの旅に出ます。
そこで、
自分の中で好きな色やデザインを中心に
2~3足くらいに絞り履いてみます。
しかし!
わからないんです。
私にとってスニーカーはなじみが薄いので、
どれが自分に似合っているのかピンとこないんです。
一方、
夫はスニーカーが熱狂的に好きです。
お店に行くと、
毎回時間をかけてじっくり見ていますし、
普段は周りの人の対して驚くほど
興味を持たない人なのですが、
「あれは見たことない」とか「かっこいい」など
スニーカーだけはよく見ています。
そのため、いつもは一緒に買い物に行っても
何も言わないのに、
スニーカーに関しては
「それは形が似合わない」とか、
「色が似合わない」
「こっちを履いてみて」と、
店員かのように辛口接客をしてくれます(苦笑)
私にはこの商品の
どこが似合っていなくて
どうしてこれが合っているのかも
全然わかりません。。。
でも、不思議なことがあるんです。
候補のスニーカーを
何度も何度も履いているうちに
「確かにこれが一番しっくりするな」って
感じてくるんです。
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お客様は一度試し使いをしたり、
試着するだけでは
自分に合うものは
判別できない
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お客様はあなたのように
毎日、お店の商品に囲まれている
わけではありません。
つまり、お客様にとっては、
あなたのお店の商品は
どれも新鮮なものばかりなんです。
あなたは、商品と
様々なお客様を見ているプロだから
一度合わせてもらったり、
使ってみてもらえば似合うものがわかるかもしれません。
でも、お客様は
なんとなくでしかわからないんです。
お客様の中でしっくりこないと
「買おう」
という気持ちまで高まりません。
しっくりきてもらうための一つの方法。
それは、何度も試してもらうことです。
お客様には、
何度も何度も商品を
触る機会を差し上げる。
使ったり、試着できる商品であれば
何度も試してもらうことです。
それが、お客様の中で
気に入った商品を見つけられたり、
その商品へ愛着が湧いてくる
きっかけとなります。
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