こまめに連絡をしているのに再来店してもらえない理由
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
こまめに連絡しているのに
再来店につながらない理由
今回は、
マメに連絡をしているのに
再来店につながらない理由に
ついてです。
店頭指導の際に、
「お客様にはマメに連絡していて、
大切にはしているのですが、
なかなか再来店してもらえないんです…。」
という相談を受けました。
話を聞くと、
新商品が入荷した際には
お客様へ
「新商品が入りました」
という旨の
お電話やDMを送っているとのこと。
確かにお客様のことが
しっかり頭にあることは
伝わりますよね。
でも、これをお客様の視点で見ると、
果たして「大切にされている」
と感じるでしょうか?
うれしいというよりも、
ただ、「また買い物に来てー」という
発信だけをしているように
受け取られる可能性もあります。
では、どうすれば
お客様にとってうれしい、
大切にされている、と
感じてもらえるのでしょうか?
例えば、
時期的にインフルエンザが
流行ってきているようであれば
「インフルエンザが
流行ってきていますが、
ご家族みなさん、
変わらずお元気でお過ごしですか?
私は、紅茶に
はちみつとしょうがを入れて
飲むようになってから
この時期、風邪をひかなくなりました。
体調悪くなった時にはぜひ、
試してみてくださいね♪」
と、心配りの伝わるDMを送ってみる。
または、
「この前、教えていただいた
○○のチョコレート食べてみました!
本当に中のクリームがトロッと出てきて、
すっごいおいしかったです!
教えいただき、
ありがとうございました!」
という
接客中にお客様が話していた言葉を
ちゃんと覚えている姿勢が伝わる
留守電を入れてみる、とか。
要は、
「これ、誰かれ構わず
言っているんだろうな」
と思ってしまうようなメッセージではなく、
「私」に送ってくれているんだな、
と伝わるメッセージを送ることです。
そうすることで、
お客様は
「気にかけてくれてうれしいな」
とか、
「私が話したこと覚えてくれていたんだ」
という感情が湧き、
これを2~3度繰り返すと
スタッフやお店に対して
信頼が生まれてきます。
その土台があるからこそ、
また同じような商品が欲しいと思った時には
「あのお店に行こう」と
思い出してもらえる。
信頼してもらえているからこそ、
「新商品が出たんですよ♪」とか、
「そろそろ、
お修理の時期じゃないですか?」
と案内をすると、
「はい。じゃあ、次の日曜に行きますね」
とスルッと再来店につながるのです。
あなたにとって都合のよい情報を
お伝えするのではなく、
お客様にとってちょっとうれしい、
を実践してみる。
それが、何度も足を運んでくれる
関係性へとつながっていきます。
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