「また来るね」とお客様が言ってくれたのに来てくれない理由
こんばんは!
価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
「また来るね」と
言ってくれたのに・・・
研修が終わった帰りに電車に乗った時のこと。
隣の女性2人が話をしていました。
「入荷したばかりの商品が売れた」とか、
「店長の機嫌が悪かった」とか話しています。
おそらく小売店の方でしょう。
私は外の景色を見ながら
耳をダンボにして聞いていました。
すると、一人の女性が、
「お客さんってさ、「また来るね」って言ってもまず来ないよね~」
と言いました。
すると、もう一人の女性も
「わかる、わかる。
「また来るね」っていう
お客様の言葉なんて絶対信じないよ、私」と。
で、そこからは
「お客さんって、うそつきだよね~」と
盛り上がっていました。
お客様が「また来るね」と
言いながらも結局いらしてくださらなかった。
そんな経験はあなたも
あるのではないでしょうか?
はたしてお客様は
うそをつくつもりなのでしょうか。
私はきっと違うと思います。
お客様にとっては
「”いつか”また来るね」
なのではないでしょうか。
そして、その”いつかまた”は
1年後なのかもしれないし、
3年後なのかもしれない。
もしかしたら、
一生のうちもう一度くらいは来るね、
という意味なのかもしれません。
私も現場にいた時に
「3年前に来たんだけどね」という
お客様を接客する機会も多くありました。
だから、「また来るね」を
1~2ヶ月以内だと思うことが
間違っていると思うのです。
では、「また来るね」の期間をどうやって短くできるのか。
それは、
日程をこちらから
言ってしまうことです。
「また来るね~」と
言われたら、
「ありがとうございます!
では、次は来月の下旬あたりでしょうか^^
お会いできること楽しみにお待ちしております」と。
そうすることで、
本当に来月下旬に
いらしてくださるかどうかは
わかりませんが、
お客様の中に
”早めのタイミングで行こうかな”
という思いが芽生えやすくなります。
お客様がせっかくくださった「また来るね」の言葉を
こちらからの働きかけで実現につなげていきましょう。
鈴木比砂江
PS
なお、私は
「また来月あたりにお待ちしています」と
言ってもらえたら、翌月に行ってしまう客です。
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