「またお待ちしています」は効果的?
先日、
サポートしている
お店の方と話していたときのことです。
スタッフ
「リピーターのお客様を増やさなくては!と思って
取り組んでいるのですが
全然効果がないんですよね~」と、
相談をいただきました。
そこで、
「どんなことをされているんですか?」と
お聞きしたところ、
スタッフ
「会社から言われている通り、
お見送りの際に
「またお待ちしています」とは
言っています」と、
教えてくれました。
『またお待ちしている』
という気持ちを届ける。
それは、
大切なことだと思います。
ですが、
それだけでお客様が戻ってきてくださるのを
期待するのは難しいかなぁと><
逆の立場で、
あなたがお客様だったら
いかがでしょうか?
帰り際、
「またお待ちしております」と言われただけで、
『よし!次回もここで
買い物をするぞー!』と
思えるでしょうか。
きっと、そこまでは思えないのではないでしょうか。
では、意味がないのか?
というと、
そんなことはありません。
「またお待ちしております」と、
お伝えするまでの時間を
大切にすると、
それだけで、
お客様の印象に残りやすくなります。
では、
どんなことを大事にするとよいか。
それは、
お見送りをする際に
お客様と会話をしながら、
出口まで向かうことです。
接客中に知ったことに
触れながら会話をするのもいいでしょう。
たとえば、
お客様が事務仕事をされている、
ということを知れていたら、
「先ほど、事務のお仕事をされていると
おっしゃっていましたが、
ずっとパソコンに向かわれていることが
多いんですか^^?」
とか、
お客様にとって
久しぶりの買い物だった、
ということを知れていたら、
「今日は、前々から
買い物に行くぞ!と
決めていらっしゃったんですか^^」
と、切り出して
少し会話をするのもいいでしょう。
そして、そのあとに
「またお待ちしています」とか、
「またお立ち寄りいただけると
うれしいです」と、
お伝えする。
そうすることで、
ただ「お待ちしています」と
言うよりも、
お客様の印象に残り、
『また行こう』と思っていただける
確率が上がるはずです^^
なお、この2~3年、
再来店につながりやすいスタッフと、
再来店につながりにくいスタッフでは、
接客に
どんな違いがあるのだろうか。
と、観察してきました。
そして、お手伝いしている
お店で実践していくうちに、
再来店につながるためには、
『ある時間』を活用できるかどうかが
大きな差になることを見つけました。
その『ある時間』とは
どの時間か。
長くなったので
明日、お届けしますね^^
鈴木比砂江
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