エステメニューはネーミングが命!お客様から選ばれ続けるネーミングの秘訣とは?
集客力アップのために新しい新しいメニュー・新しいマシンを導入しようと考えていませんか?
新しいメニュー・新しいマシンさえ導入できれば、お客様も興味を持って通って頂ける…そう信じて高価なマシンを導入しようと思っているあなた。
ちょっと待ってください!
もし、今あるメニューやマシンでうまく集客出来ていないのであればいくら高額なマシンを導入し新しいメニューを作ったところで集客力アップにつながらない可能性が高いです。
高価なマシンを導入した新しいメニューを検討する前にまずは今あるメニューの見直しからはじめませんか?
それでは早速、あなたのサロンメニュー表を用意して頂き読み進めてみてくださいね。
新しいマシン・新しいメニューを作っても集客につながらない理由
私は日頃、エステサロンやリラクゼーション、整体サロンの方とたくさんお話をする機械があるのですが多くの方が「新しいメニュー・マシンの導入を検討している」というお話
をされるんです。詳しくお話を伺ってみると…
「今のままの施術に限界を感じているから、新しいメニューやマシンを導入すればお客様も買いたいと思ってくれるはずなんですよ!」
本当に多くのサロンオーナーの方がこのようなお話をされるのです。ですが、新しいメニューやマシンを導入する目的は「集客力アップ・売上アップ」が目的の方がほとんどです。
もし、あなたが新しいメニューやマシンの導入目的が「集客力アップ・売上アップ」であるのだとしたらちょっとだけ待ってください。
「じゃあ、どうすればいいの?」
と思ったあなたに試してみて頂きたいのが今のメニューがお客様にとって「買いたい・試したい」と思えるメニューになっているか?を今一度振り返ってみて頂きたいんです。
さらに今のメニューを改善しお客様にとって「買いたい・試したい」メニューってどんなメニューなのか?お客様が「買いたい・試したい」と思ってもらうためにはどうすればいいのか?を考えてみて欲しいのです。
お客様が「買いたい・試したい」と思えるメニューにするために今すぐ実践できるのが「メニュー名の見直し」です!
「メニュー名を変更したくらいで売上が上がったら苦労しないよ!」と思われたかもしれません。ですが、実際に私の講座のメンバーの中にはメニュー名を変えたことで
- ・リピーターのお客様が高額なメニューを選んでくれるようになった
- ・新規のお客様の入りがよくなった
というケースがたくさんあります。メニューはなんとなく雰囲気で付けてしまいがちですが、実はお客様の心が動く大事なポイントなんです。
今までなんとなくメニュー名を決めていたという方はもしかすると売れないメニュー名の付け方をしているかもしれません。お手元にあるあなたのサロンのメニュー名をチェックしながら読み進めてくださいね。
こんなメニュー名はNG!集客出来ないメニュー事例
売れないメニュー名には法則があるんです。素晴らしい技術があり、施術が素晴らしかったとしてもメニュー名が悪いとお客様に選ばれることはありません。では、お客様に選ばれないNGメニュー名とはどんなメニュー名でしょうか?それは…
施術名+時間
です。具体的には…
このようなメニューは圧倒的にお客様の心に響かず、お客様から選ばれる可能性が非常に低いです。
- ・アロマトリートメント30分コース
- ・鍼灸60分コース
このようなメニューは圧倒的にお客様の心に響かず、お客様から選ばれません。なぜ「施術名+時間」のようなメニュー名はお客様に選ばれないのでしょうか?その理由は…
お客様が自身がその施術を通してどのように変化できるのかをイメージできないからなんです。
・アロマトリートメント30分コース【5000円】
・アロマトリートメント60分コース【8,000円】
・アロマトリートメント90分コース【10,000円】
という3つのメニューがあったとします。お客様からするとこのメニュー名からわかることは時間の違い・料金の違いという2つの情報しか得られません。このようなメニュー名の場合、お客様は
・「とりあえず真ん中のメニューを選んでみようかな」
・「初めてだし1番安いメニューにしておこうかな」
のように「なんとなく」でメニューを選んでしまいます。このような効果が得られるのかもわからないですし、サロンを訪れる前に期待していたような効果が得られた感じもせず1回きりので終わってしまいます。さらに施術名+時間のようなメニューの場合、お客様は「もっと安いサロンはないかな?」と他の安いサロンを探し始めてしまいます。
考えてみてください。あなたのサロンでは「アロマトリートメント30分コース 5000円」で提供していますがBサロンでは「アロマトリートメント30分コース 3000円」で提供していたとします。お客様からすると施術メニューも時間も全く一緒なのに料金が2,000円も違ったらより安いBサロンを選びたくなりますよね?
このように「施術名+時間」というメニュー名はお客様に響かない残念なメニューであるということをまずは理解して頂きたいのです。
お客様の心に響くリピートしたくなるメニュー名とは?
お客様の心に響かない残念なメニュー名については理解して頂けましたでしょうか?もし今あなたのサロンメニューが残念なメニューになっていた場合、メニュー名を変えるだけでお客様から選ばれるサロンに生まれ変われるチャンスです!一緒に考えていきましょう。
お客様に選ばれるメニュー名を付ける前に考えて欲しいことがあります。それは…
あなたのサロンに通うお客様はどんなことに興味があるのか?
まずはココを大事に考える必要があります。お客様はあなたのサロンに何を期待しているのでしょうか?それぞれのサロンでお客様が求める内容は異なりますが1つだけ共有していることがあります。それは…
「サロンに通うとどのように変化できるのかしら?」
この1点だけはすべてのサロンのお客様が共有して考えていることなんです。サロンに通うお客様は何かしらのコンプレックスを抱えていたり、問題を解決したいと思っているからサロンに行こうと考えています。
そのサロンで提供されているメニュー名が「施術名+時間」だったとしてらお客様はどう変化できるのかをイメージできないですよね?メニュー名で大切なことはお客様がメニュー名を見ただけで「どう変化できるのか」をイメージして頂くことが何より重要です。
逆に言うとメニュー名を見ただけで「このメニューを選べば◯◯◯◯になれそうだわ」のように、お客様自身がイメージできるようなメニュー名になっていたとしたらお客様の心が動き通い続けてくれる可能性がグッと高まるんです。
ここで1つだけ注意。お客様の目に止まりやすいように「カッコいいメニュー名やインパクトがあるメニュー名」を付ける必要は一切ありません。大切なのはどう変化できるかをイメージさせることです。
アロマトリートメント 50分コース → 首凝り改善アロマトリートメント 50分コース
このように、何を目的としたメニューなのかがわかるメニューにするだけで「首の凝りが改善できるメニューなのね」と具体的な効果をイメージしやすくなります。カッコいいメニュー名にしよう、インパクトあるメニュー名にしようと張り切って考えたものの、どのような効果があるのかがわからないメニュー名になってしまっては本末転倒です。
大切なのはそのメニューを受けることで何が変わるのか?どうなれるのか?どんな人に向いているのか?このような内容がメニュー名に入っていること。たったそれだけでお客様の興味を引くことに成功します。
お客様に選ばれるメニュー名を考えるときのコツ
お客様があなたのサロンメニューを見て「通ってみたい」と思って頂けるメニュー名にするためにはどうすれば良いのかはなんとなくイメージ出来ましたでしょうか?ここからは実際にメニュー名を考えるときのコツをお伝えします!紙とえんぴつを用意して読み進めてくださいね。
まず、考えて頂きたいのはお客様があなたのサロンに行ったとき…
「その施術内容と施術時間でどういう風に変われるのか」
「どういうお客様に向いているのか」
この2点を箇条書きで良いですのでたくさん書き出してみてください。
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書き出せましたでしょうか?改めて考えてみると意外と難しいものですよね。でも、施術するあなた自身がそのメニューでどのような変化するかを理解出来ていないとお客様に伝えることは出来ません。お客様の施術をしている様子を想像したり、あなた自身がどんな思いで施術しているかを思い出しながらたくさん書き出してみてくださいね!
まずは書き出せたものの中から良さそうなものをメニュー名に取り入れていきましょう!
意味は同じでもターゲットは全然違う
書き出せた内容はお客様にもしっかりと伝えるためにメニュー名に取り入れていきます。でも、ここでも1つ注意点が…。書き出した内容をメニューに取り入れる際、メニューの効果が一緒でもターゲットが異なる場合があるんです。具体な例で紹介しますね。
例えば「ハイパーナイフ」というダイエットに効果的な痩身マシンを使っていたとします。この場合、メニュー名に入れるべきは「ダイエット」だったり「美くびれ」という内容が最適です。具体的なメニューとしては…
・美くびれハイパーナイフ30分コース
このようなメニュー名が考えられます。一方でハイパーナイフは痩身マシンなので「美くびれ」だけでなくダイエットを謳ったメニュー名を考えることもできますよね?具体的なメニューとしては…
・腰まわりのお肉撃退!ハイパーナイフ30分コース
このような表現も可能ですよね?この2つのメニュー名、同じハイパーナイフという痩身マシンを使って行う施術なので「くびれ」や「腰回りのお肉撃退」という「痩身」という意味では一緒です。でも「美くびれ」と「腰回りのお肉撃退」ではお客様層が違います。
「美くびれ」という言葉に興味がある方は、どちらかというと体型を気にしているワケではなく今よりメリハリのある身体をつくりたいと考えている可能性が高いです。一方で「腰まわりのお肉撃退」という言葉に興味がある方は「最近ちょっとポッチャリしてきたな/腰まわりのお肉が気になってきた…」のように最近、体重や体型が気になり始めた方が興味を持つ可能性が高いです。
このように同じ意味を持つ内容でもネーミングが変わるとターゲットとなるお客様層が変わります。伝わりましたでしょうか?
まずはあなた自身が考える「どんな人に向いているのか?」「どんな効果があるのか?」という内容を盛り込んだメニュー名を作成しましょう。そのメニュー名で営業しながら「どのお客様層をターゲットにすべきか?」についてはお客様へヒアリングしながらメニュー名を改善していきます。
施術前のカウンセリングのときに「どうしてこのサロンを選んで頂けたのでしょうか?」「どんな部分にお悩みがありますか?」このような内容で丁寧にヒアリングしましょう。
もし、あなたのサロンでは「美くびれ」を作りたいというニーズが多いのであれば
・美くびれハイパーナイフ30分コース
というメニュー名にしたほうがお客様に選ばれやすくなります。また、反対に最近太ってきてお腹まわりのお肉をどうにかしたい…というニーズが多いのであれば
・腰まわりのお肉撃退!ハイパーナイフ30分コース
というメニュー名にしたほうがお客様に選ばれる可能性が高くなりますよね?このようにお客様のニーズが高いネーミングをすることで今より多くのお客様の心を動かすことができるようになります。
さらに、ハイパーナイフという同じマシンを使うので施術内容にアレンジを加えどっちもメニューも作成することも可能なのかもしれません。
まとめ
お客様から選ばれるメニューの作り方、いかがでしたでしょうか?
(1)あなたのサロンの特徴をメニューに盛り込む
(2)お客様のニーズを把握してターゲットに合ったネーミングに変更してみる
たった1つのメニューであってもメニューの名前にこだわって、よりお客様に響くネーミングはなにか?を追求することが大切です。たったこれだけで、集客アップ・売上げアップにつながる可能性があります!新しいマシン・新しいメニューも必要ありません。お客様の心に響くネーミング、お客様が試してみたいと思えるネーミングを追求してみてください。
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