エステサロン開業に資格は必要?おすすめの民間資格や開業に向けて準備すべきことをご紹介!

エステサロンを開業するにあたって特別な資格が必要なのでは?と不安な方もいるでしょう。そこでこの記事では。エステサロンを開業する際に必要な資格があるかについて詳しくご紹介しましょう。

 

この記事の中ではおすすめの民間資格をはじめ、サロンの開業に向けて勉強すべきことについても解説するのでぜひ参考にしてください。

 

エステサロンを開業する際に資格は必要?

 

エステサロンを開業する際に国家資格や特別な資格は必要なのでしょうか?ここからは、サロンを開業するにあたって必要な資格等について詳しくご紹介します。

 

国家資格等は必要ないが、開業届は必要

 

結論からお伝えすると、エステサロンを開業する際、国家資格や特別な資格や免許は必要ありません。しかし、個人事業主としてサロンをオープンする場合は、開業するエリアの税務署に「開業届」の提出が必要です。

 

開業届を提出するメリットは次の通りです。

 

▽開業届を提出するメリット

  • ・青色申告で税の申告ができる
  • ・屋号で銀行口座を作れる
  • ・個人事業者向けの共済に加入できる

 

このように、開業届を出すことでさまざまな恩恵を受けられるので、開業される際はぜひ届け出をするようにしましょう。

 

さらに、売り上げ次第では個人事業ではなく法人化した方がいいケースもあります。事業所得が500万円以上の場合は法人化を検討した方がいいとされていますので、必要な場合は税理士の方に相談をしてみましょう。

 

施術メニューによっては資格が必須のケースもあり

 

通常のエステメニューだけでなく、次のようなサービスを提供する場合は資格を取得しなければなりません。

 

▽資格が必要な施術メニュー

  • ・シェービング…理容師
  • ・まつ毛エクステやまつ毛パーマ…美容師
  • ・マッサージ…あん摩マッサージ指圧師

 

ブライダルエステをする際に、シェービングを行う場合もあるでしょう。さらに、以前はまつ毛エクステやまつ毛パーマの施術を行う際は資格が必要ありませんでしたが、近年規制が強化され、美容師免許取得者のみが施術可能です。

 

そのほかにも、マッサージという文言でメニュー作成をする際はあん摩マッサージ指圧師の資格が必要ですので注意しましょう。

 

エステサロンで資格取得する必要性

 

エステ開業にあたって資格取得は必要ありませんが、資格を持っていることでお客様に安心と信頼を提供できるでしょう。お客様の立場にたって考えると、有資格者に施術してもらいたいと誰もが思うはずです。

 

民間資格を一つでも取得しておくと、お客様の視線も変わってくるでしょう。集客力アップや安定した経営につなげるためにも、ぜひ民間資格の取得を検討してみましょう。

 

エステ開業におすすめの民間資格

 

ここからはエステサロンの開業に向けておすすめの民間資格についてご紹介しましょう。民間資格には、大きく分けて国内の民間資格と海外の民間資格の2つに分かれています。

 

【国内】日本エステティック協会|認定エステティシャン制度

 

日本エステティック協会とは、業界大手の協会が認定する資格制度のことです。日本エステティック協会の認定エステティシャン制度には4つの資格があり、初級のものから上級者向けのものまで幅広く展開しています。

 

ベーシックな「AJESTHE認定エステティシャン」は、1年以上の実務経験があればスクーリングをする必要もないため、比較的取得しやすい資格といえるでしょう。

 

詳細はこちら

 

【国内】日本エステティック業協会|AEA認定資格

 

国内大手のエステ協会である「日本エステティック業協会」も認定資格を提供しています。AEA認定エステティシャンをはじめとする3つの資格から選択可能です。

 

ベーシックな資格である「AEA認定エステティシャン」は、日本エステティック協会同様、実務経験が1年以上あれば資格取得ができます。取得後は、5年ごとに手数料を支払い更新することが可能です。

 

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【国際】CIDESCOディプロマ(CIDESCO-NIPPON)

 

スイスに拠点を置く「CIDESCO」のディプロマは、世界でも名の通ったエステティシャンの資格として知られています。

 

CIDESCO国際認定校において1,200時間以上のカリキュラムを受講することが求められますが、実務経験が3年以上あれば誰でも受験は可能です。しかし、難易度が国内の資格よりも高いため試験対策をしっかりと行う必要があります。

 

質の高いサービスを提供する証として「CIDESCOディプロマ」は非常に人気の資格です。

 

詳細はこちら

 

エステ開業に向けて勉強しておきたいこと

 

ここからは、エステを開業するにあたって勉強しておきたいことについてご紹介しましょう。

 

資格取得のための勉強

 

エステサロンを開業するために資格取得は必須ではありませんが、お客様にとって有資格者の有無は、サロン選びをする際にとても重要なポイントとなります。

 

ご紹介した民間資格をはじめ、施術メニューに応じた資格を取得することで、お客様に信頼してもらえるでしょう。

 

それぞれの資格を取得するためには、セミナーや講習会に参加する必要があります。お金も時間もかかりますが、サロン経営をする上でプラスに働きますので、興味のある資格には積極的にチャレンジしていきましょう。

 

法律に関する勉強

 

サロン経営をする上で、法律に関する知識も非常に大切なポイントです。たとえば、薬事法や特定商取引法などの法律や仕組みをしっかりと把握する必要があります。

 

お客様とのトラブルをはじめ、経営上のトラブルが起きたときに「知らなかった」では済まされません。最低限の知識を学んでおくことが大切です。

 

経理や経営に関する勉強

 

そしてサロンの経営をしていくために最も重要なのが、経理や経営に関する知識です。特に、経理に関してはサロンの経営状態を把握するためにとても重要な項目です。サロンを開業する前に、ある程度オーナー自身が経理に関する知識を身につけていきましょう。

 

▽経理の勉強方法

  • ・経理に関する専門書籍を読む
  • ・簿記3級を取得する
  • ・経理に関するコラム記事を参考にする
  • ・経理に関するセミナーや講習会に参加する

 

簿記3級レベルの経理の知識が身につけば、サロンの経営状態を自分自身で把握することができるでしょう。書籍やコラム記事を参考にするだけでも十分勉強になりますが、より専門的な知識を身につけたい方は、セミナーや講習会に参加するのもおすすめです。

 

開業に必要な準備をしっかりとしてサロン経営を成功させよう!

 

いかがでしたでしょうか?エステサロンを開業する際に資格が必要かどうかについて詳しくご紹介しました。

 

開業にあたって取得しなければならない資格や免許はありませんでしたが、サロンを開業する際は「開業届」の提出をしましょう。税制面で優遇されることはもちろん、屋号を使って銀行口座を開けるといったメリットもありますのでぜひ参考にしてください。

 

サロンを開業するにあたって、民間資格の取得がおすすめです。お客様に信頼してもらうためにも、ご自分のスキルアップのためにもとても有効ですので、気になる民間資格がありましたら積極的に資格取得をしていきましょう。

 

これからもサロンがより多くのお客様にリピートされ、そして安定した売上はもちろん、売り上げを伸ばし続ける秘訣について紹介します。

 

 

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