サロン経営者が抱えやすい悩みとは?原因と対策を徹底解説!
独立してサロンを経営する方たちが抱えやすい悩みを知ることで、具体的な対策方法を知ることができます。
この記事では、サロンのオーナーが抱えやすい悩みや解決策について徹底解説します。スタッフの離職率や集客率にお悩みの方や思ったように収益が上がらないと悩んでいる方は必見ですよ。
スタッフの離職率が高い
サロンをはじめ、美容業界は離職率が高いことで知られています。3年の離職率が80%以上といわれる美容業界で、大切な人材を確保するのはかんたんなことではありません。
離職率が高い理由としては次の5つが挙げられます。
▽美容業界の離職率が高い5つの理由
- ・給与が安い
- ・長時間労働を強いられる
- ・休日が少ない
- ・人間関係のストレス
- ・キャリアアップに時間がかかる
離職率を下げるためには、次の3つの項目に力を入れていきましょう。
その1|労働環境を見直す
離職率を下げるためには、スタッフみんなが働きやすい労働環境に整備することが必須です。勤務時間内でしっかりと業務を終えられるように工夫をしたり、土日祝日にも休みを取りやすい仕組みを作ったりなど、社内の働き方改革を実行しましょう。
そのほかにも、小さな子どもを育てる子育て世代のママたちや介護中の方など、さまざまな環境の方たちが活躍できるよう、短時間勤務がしやすい環境を作ることも大切なポイントです。
その2|風通しのいい職場を目指す
働きやすい職場の条件の一つに「人間関係が良好な職場」が挙げられます。仕事内容はもちろんですが、一緒に働くスタッフ同士の仲がよくないと働き続けることは難しいといえるでしょう。
良好な人間関係を築くためには、風通しのいい職場を目指すことが大切です。定期的な面談を実施して、スタッフの悩みや困りごとを共有するなど、オーナーとしてスタッフ一人ひとりに気を配ることで職場環境は大きく改善されるでしょう。
その3|スタッフの人材育成に力を入れる
すべてのスタッフがサロンの戦力として活躍してもらうためにも、スタッフの人材育成には力を入れていきましょう。サロンスタッフとして働く以上、常にスキルアップを心がけてもらうことは非常に大切です。
施術スキルだけでなく、お客様への接客スキルの向上も求められます。サロンオーナーとして、お客様によりよいサービスや施術を提供できるように、スタッフのサポートに徹していきましょう。
求人が集まらない
求人募集をしてもなかなか人が集まらずに悩んでいるオーナーの方も多いでしょう。最近はエステ業界に限らず人手不足が深刻化しています。
マンパワー不足によって、サロンの売上にも影響が出ますし、何より現場で働いているスタッフに大きな皺寄せがいってしまうことが考えられます。
スタッフ集めに悩んでいる場合は、これからご紹介する解決方法や対策方法をお試しください。
その1|福利厚生や研修を実施し、魅力的な職場をアピールする
どの業界も人手不足で悩んでいるといっても、他のサロンに人が流れている可能性もあります。サロン周辺にある競合店の求人募集をチェックし、福利厚生や研修制度を見直していきましょう。
▽見直すべき基本的な福利厚生
- ・給与
- ・休日数
- ・社会保険
- ・交通費
数ある求人から目に留めてもらうためには、魅力的な募集内容にすることが大切です。福利厚生や研修内容を充実させるべく、少しずつアレンジを加えていきましょう。
その2|求人募集の方法を工夫する
求人募集をしてもなかなか人が集まらない場合は、募集する媒体を変えてみたり、複数の媒体で募集をかけてみたりと工夫をしてみましょう。
▽求人募集の方法
- ・紙媒体による募集
- ・ハローワークによる募集
- ・ホームページによる募集
- ・求人サイトによる募集
- ・紹介による募集
- ・ソーシャルリクルーティングによる募集
昔ながらの紙媒体の募集や求人サイトに掲載する方法などが主流ですが、最近では、FacebookやInstagramなどのSNSを通して求人募集をする「ソーシャルリクルーティング」という方法で採用活動を行うサロンも増えてきています。
コメントやダイレクトメッセージなどで応募者と気軽にコミュニケーションが取れることで、ミスマッチを防げますし、何よりコストをかけずに求人募集ができるのでとてもおすすめの方法です。
集客率が上がらない、リピーターがつきにくい
スタッフが集まっても、お客様にご来店いただかないとサロン経営はできません。そして、集客ができても継続してリピートしてもらえなければ、収益につながりにくくなるでしょう。
集客率が上がらない主な3つの原因は次の通りです。
▽集客率が上がらない3つの原因
- ・新規の価格を安くしすぎている
- ・ターゲット層を間違えている
- ・予約システムを導入していない
新規顧客を獲得しようと初回の価格設定を安くしすぎてしまっているサロンもたくさんありますが、実は集客率を上げるためにはNGな場合もあるので要注意です。安さを最優先に考えるお客様の場合は、サロンの魅力や価値が伝わりにくいという特徴があります。初回価格の値引きは問題ありませんが、安すぎは要注意と覚えておきましょう。
そして、サロンのターゲット層を履き違えているパターンも考えられます。出店しているエリアの客層をリサーチした上で、年代や客層に合わせたアプローチ方法を考えていく必要があります。
さらに、ネット予約のシステムを導入していないサロンは、集客率が上がりにくいため注意が必要です。気軽に予約が取れるシステムを導入することで集客力は格段にアップするはずです。
このように集客率が上がらないのには必ず原因があります。集客力不足でお悩みの方は次の対策を講じていきましょう。
その1|集客方法や広告媒体を見直す
サロンを周知してもらうためにも、利用する広告媒体や集客方法を見直してみましょう。美容に特化した広告媒体に掲載してみたり、サロンのSNSアカウントを活用して情報発信を地道にしていったりと、複数の媒体を活用しながら集客をしていきましょう。
その2|DMやクーポンを活用してリピーターを獲得する
新規のお客様を獲得したら、継続して利用してもらうための工夫が必要です。そこでおすすめなのがDMやクーポンなどを使った利用特典を増やす方法です。
初回利用だけでなく、2回目以降もお得に利用できるシステムを作ることでリピート率を格段に上げることができるでしょう。
その3|予約システムを導入する
スマホからいつでも気軽に予約できる予約システムを導入していきましょう。Googleと連携した予約システムをはじめ、LINEアカウントから予約できるシステムなど、さまざまなシステムがリリースされています。
コストや使い勝手を確認しながら、サロンにぴったりの予約システムを模索していきましょう。
売上が上がらない
お客様が来店してくれても、なかなか売上や利益が上がらないとお悩みのオーナーさんも多いでしょう。サロン経営を長く継続するためには安定した収益を上げることが必要不可欠です。
そこで売上がなかなか上がらなくて困っている方や利益を少しでもあげたいとお考えの方は、次の方法を実践していきましょう。
その1|本や雑誌などで経営に関する情報を入手する
売上を上げるためには、本や雑誌などの媒体を活用して経営に関する情報をインプットすることが非常に大切です。経営に関するベーシックな内容はもちろん、最新情報まで幅広い情報を得ることができます。
サロン経営に関する書籍も多数ありますので、ご自分の抱える悩みに応じて複数の書籍や雑誌を熟読し、解決方法を模索していきましょう。
その2|経営コンサルタントなどの経営のプロに指南してもらう
書籍や雑誌を読んでも具体的な解決方法を見出せない場合は、経営コンサルタントなどのプロのコンサルタントに相談するのがおすすめです。経営者やオーナーに対して、市場の状況を鑑みながらプロの目線で的確なアドバイスをしてくれるのでとても参考になります。
コンサルタントに依頼するのにはもちろん費用はかかりますが、経営を上向きにするための根本的な解決ができるのでとてもおすすめの方法です。
サロン経営の悩みは一人で抱え込まずに相談をしよう!
いかがでしたでしょうか?サロン経営者の多くが抱える悩みについて詳しくご紹介しました。人材関連の悩みや経営に関する悩みまで、悩みに種類は多岐にわたります。
安定した収益を上げるためにも、サロン経営に関する悩みは一人で抱え込まずに、早めに相談をし、早急な対応をとっていきましょう。
ワカルチカラ接客術では、サロンの経営にお悩みの方に対して、サロンがより多くのお客様にリピートされ、そして売り上げを伸ばし続ける秘訣について紹介しています。
私が主催している「プラチナリピートブランディング」講座では、口コミに対する返信の添削や効果的なキャンペーンのアドバイスなど自宅サロンや個人サロンオーナーの方のためのレッスンを提供しています!
これからもサロンオーナーであるあなたに役立つコンテンツを提供していきますので登録して頂けると嬉しいです。
サロンオーナー向け「無料動画レッスン」はこちら
接客術メールレッスンはこちら
お客様の心をつかみ、
売れるための具体的なポイントが届く!
メールレッスンはこちら