エステサロン経営者のお悩み解決!悩みを解消するための3つのヒント

独立してサロンを経営し始めたものの、当初思い描いていた通りにうまくいかない…。サロン経営に限らず経営者であれば誰もが経験することではないでしょうか?

 

この記事ではサロン経営でよくある悩みを解決するためのヒントをご紹介します。サロン経営で悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

サロン経営の悩み(1)お客様が通ってくれない

「自分の技術には自信があるのに、お客様が通ってくれない・リピートしてくれない…」

 

サロンの経営を安定させるためにはリピーターの存在は不可欠です。これまでたくさん練習をしてきて、自分の技術に自信があるのにリピートしてくれない…。

 

自分の技術に自信があるのにも関わらず、お客様が通ってくれないのは自分の技術が認められていないと感じてしまうためとても残念ですし、努力をしてくたのに成果に繋がらないのはすごく悔しいですよね。

 

でも、お客様が通ってくれないのには理由があるんです。

 

お客様はあなたが思っている以上にあなたの技術がわからない

例えば、お正月などに放送されている「格付けチェック」をご覧になったことはありますか?芸能人の方達が高価なお肉と安いお肉を食べ比べてジャッジしたり、高額な楽器と安い楽器の音を聴き比べるといった内容の番組です。

 

この番組を観たことがある方ならおわかりだと思うのですが、ほとんどの芸能人が間違えてしまうのです。出演している芸能人の方の中には一流と呼ばれる俳優さんや芸人さんがいるにも関わらず間違えてしまう。

 

ここから見えることがなにかというと「人は価値をそのままジャッジする力が弱い」ということ。

 

つまり、あなたがどれだけ優れた技術を持っていたとしてもその技術の違いを感じられるお客様は以外と少ないのです。

 

なので、あなたがどれだけ技術に自信があったとしてもあなたの技術の良さをお客様がわかっていない可能性が高いのです。だから通ってくれないのです。

 

あなたの技術をお客様に理解してもらうためには

技術に自信があるのに通ってくれないという悩みを持っている方には共通点があります。

 

「私の技術を知ってさえもらえればお客様が通ってくれるはず!」

 

このように考えてしまうのです。でも、お客様の中にはあなたの技術がわからない方のほうが多いのです。このように考えている方の悩みを解決するためには2つ方法があります。

 

  • ・お客様が自身の悩みを解消できそうと感じてもらう
  • ・通い続けることで変化が期待できそうと感じてもらう

 

お客様が通ってくれないと悩んでいる方のほとんどは「お客様への伝え方」を変えることでお客様の反応が大きく変わります。

 

あなたの技術でお客様の悩みが解消するということを伝える。また、通い続けることで良くなるということを伝える。この2点を意識するだけでお客様が通ってくれるお店になれるる可能性があるんです。

 

とはいえ、具体的にどのように伝えれば良いのかがわからないと感じる方もいらっしゃると思いますので今日は1つテクニックをご紹介しますね。

 

○回くらい施術を受けていただくと、こういう変化がみられるはずです。さらに○回くらい受けていただくとこんなことが期待できるはずです。

 

このように、どのくらいでどの程度の効果が期待できるということをお客様に言葉でしっかりと伝えることが大切なのです。

 

自分ではやっているつもり・出来ているつもりの方、多いです。そして、意外とできていないのです。あなたは伝えているつもりでも、お客様は未来を想像しきれていないことが多いです。

 

ですので、まずは一度あなたが普段伝えている内容を紙に書き出してみてください。そうすることで自分が普段伝えている言葉では「変わっていくことが想像しにくいな…」など、気づきが得られるハズです。

 

▽伝え方のポイント
どのくらいの頻度で、どのくらいの回数を受けるとどういう変化が起きそうかということを伝える

 

これを意識することであなたの技術がお客様にもしっかり伝わり、通ってくださるお客様が増えていくはずです!ぜひ、実践してみてください。

 

サロン経営の悩み(2)集客がうまくいかない

サロン経営の悩みとして「集客がうまくいかない…」という悩みを抱えている方が多いです。最近だとサロン集客にはInstagramが効果的!と聞いて取り入れている方も多いのではないでしょうか?

 

サロン集客にはInstagramが効果的なのは事実です。でも、いつまで経ってもInstagramからお客様が来ず、いつまで続ければいいのかな…。やり方が間違っているのかな…。と悩んでいるのではないでしょうか?

 

Instagramはたしかにサロン集客の武器の一つです。でも、間違ったやり方を続けていても効果はでません。ここでは効果が出にくいInstagramの投稿例を3つ紹介します。

 

間違った使い方(1)取り扱い商品を投稿する

例えば、化粧品を取り扱っている場合や施術道具を取り扱っている場合など、扱っている商品をライトを照らして、キレイな角度で撮影し投稿する。実はこのような投稿は集客にはつながりにくいのです。

 

間違った使い方(2)メニュー名を投稿する

自身のサロンで扱っているメニューやコースを投稿している方も多いですが、このような投稿も集客の効果は見られないです。

 

間違った使い方(3)日常をたくさん投稿する

例えば今日のランチの画像を投稿したり、子どもと公園で遊んでいる様子の投稿など、あなたのプライベートな投稿ばかりしているアカウントも決して集客にはつながりません。

 

ここまで、集客に繋がらない間違ったInstagramの投稿例をご紹介しました。ではなぜ、これら3つの投稿が集客につながらないのでしょうか?

 

このような投稿が集客に繋がらない、たった一つの理由。それは「お客様にとって興味のないことだから」です。

 

例えば、化粧品に興味があるお客様向けに取り扱っている商品などを投稿したほうが良いのかな?とお考えではないでしょうか?

 

でもお客様は扱っている化粧品に興味があるワケではありません。お客様が興味を持っているのは「どういう変化が生まれるか」に興味を持っているのです。

 

メニュー名も同じです。あなたのサロンで扱っているメニューやコースを見たからといってお客様が「行きたい!」と思うワケではありません。メニューやコース名ではなく、それらの施術を受けることでどのように変化するのかに興味があるのです。

 

プラーベートな内容の投稿はあなたの人柄がよくわかる投稿ではありますが、プライベートな投稿ばかりでは集客に繋がりません。芸能人など、すでにファンがいる場合はプライベートな投稿でも見ている人を喜ばせることが出来るかもしれません。ですが、集客のために運用するInstagramはこれから出会うであろうお客様に対して発信していくものです。

 

そのため、ランチに食べたものや日々の行動を投稿してもお客様が「行ってもみよう!」と思って頂ける可能性は低いですよね。

 

これら3つの集客に繋がらない投稿をしている方は次のことを意識してみてください。

 

  • (1)どんな方にサロンへ興味を持ってほしいか
  • (2)(1)のお客様はどういう情報があるとあなたのサロンに興味を持ってくれるか

 

つまり、Instagramであなたの出したい情報を提供するのではなく、あなたが出会いたいお客様・あなたが将来興味を持ってもらいたいお客様に対して、そのお客様が興味を持ってくれそうな情報は何か?を考えて、情報提供することが大切なのです。

 

ビジネスで大切なことは伝えたいことを伝えようと思う前にまずは、相手に知りたいことをお届けする。

 

これが大切なのです。

 

Instagramでの集客がうまくいかないと感じている方はぜひ一度、日々の投稿を見直してみてはいかがでしょうか?

 

サロン経営の悩み(3)客単価が上がらない

サロンを経営している方のよくある悩みとして「客単価があがらない…」というお悩みもよく耳にします。

 

来店頂いたお客様にプラスで1点商品を買ってもらえるように商品を紹介しているけれど、なかなか購入して頂けない。頭では客単価を上げるために商品を購入してほしいとわかっていても、実は心のどこかで買わせること(売りつけること)に抵抗を感じているのではないでしょうか?

 

「せっかく定期的に通ってくれているのに、商品まで売りつけたら来てくれなくなってしまうのでは…」

 

このようなことを思いながら商品をおすすめしているのではないでしょうか?

 

お客様にいつもよりも多いお金をお支払い頂くということに抵抗を感じてしまっているのかもしれません。確かにお客様にとって不必要なものを売りつけるのはサロンオーナーのあなたの自分勝手な行動になってしまうのかもしれません。でも、もしかするとお客様はその商品を望んでいる可能性もありますよね?

 

このようにお客様にいつもより多くのお金を支払って頂くために、プラスで購入した頂く際は次のように考えてみましょう。

 

お客様がより良い未来を過ごしていただくために、必須ではないけれど「あったらいいな」と思う商品を紹介しよう

 

なかなかイメージできない方もいらしゃると思うので私が経験した事例で紹介してみますね。

 

私はラーメンが好きで、よくラーメン屋さんでご飯を食べます。先日、いつも行くラーメン屋さんでいつもどおり醤油ラーメンを注文しました。すると店員さんに「味玉はどうされますか?」と聞かれました。いつも普通の醤油ラーメンを食べているのでお断りしようと思ったところ、店員さんが「うちの味玉は絶品ですよ!半熟で麺と黄身が絡むとすっごく美味しいんです!」と説明してくれました。そこまで説明されると断るわけにもいかず「じゃあ味玉もお願いします」と注文しました。実際に食べてみるとその味玉が本当に美味しくて、次から行ったときは必ず味玉をトッピングするようになりました。

 

味玉をおすすめした店員さんは「客単価をアップさせる」ために取って行動なのかもしれません。ですが、その店員さんは味玉の美味しさを私に説明してくれただけです。決して押し売りされたワケではなく、味玉をトッピングするかどうかの判断は私が決めたことなんです。

 

もし、その店員さんが「味玉どうされますか?」と聞いてくれなければ私の中で味玉をトッピングするという選択肢はなかったのです。店員さんが説明してくれたからこそ、味玉を乗せるかどうかを検討し、実際に食べて美味しいという結果につながったのです。

 

より美味しくラーメンを食べてもらうために追加で味玉を紹介し、結果としてお客様に喜んでもらいながら、客単価アップという結果につながったという事例です。

 

サロン経営のために客単価アップさせなくてはならないと思うから苦しくなのではないでしょうか?お客様に今より喜んで頂くために必要なものをおすすめする。結果、お客様にもっと喜んでもらうためにおすすめする。

 

売りつけるのではなく、選択肢を提供する

 

このように考えてみてはいかがでしょうか?このように考えるとプラスで商品やサービスを紹介することが前向きに捉えられるようになります!

 

客単価がなかなか上げられないと悩んでいる方は、考え方を変えてお客様におすすめしてみてください。それだけでお客様の反応がガラッと変わるかもしれません。ぜひ、実践してみてくださいね。

 

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