回転寿司で受けた感動のサービス

 

娘は回転ずしが大好きです。

お寿司がまわっている光景を見るのが
たまらないようです。

中でも娘の
大のお気に入りの回転すしは
お皿を5枚入れたらゲームができるところ。

行ったことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

ゲームで当たった景品を
大切にしている様子は
全く見られないのですが(笑)、

あの『当たるかな?外れちゃうかな?』
という感覚が
楽しいんでしょうね。

一皿100円で、
あんなに喜んでくれたら
親としてもうれしいです。

で、つい数日前にも
行ってきたんです。

場所は、
空調のすぐ近くでした。

席に着いた途端、
『寒いっ!』と思いました。
(冷房の下の席でした)

我慢しようかと思いましたが、
震えてしまいそうな寒さだったので、
男性の店員の方に声をかけました。

「冷房がきついので、
 もう少し温度上げてもらえますか?」

すると、
「かしこまりました」と言って
去っていきました。

それから、3~4分後。

相変わらず寒くて、

「忘れてて、
 温度上げてくれていないんじゃないかな。
 もう一度言おうかな」

そうブツブツ言っていたところ、

ちょうどのタイミングで
先ほどの男性の店員さんが
いらっしゃいました。

「今、温度を上げたので
 もう少ししましたら
 あたたかくなってくると思います。

 もし、まだ寒いようでしたら
 お気軽にお申し付けください」

丁寧な対応に驚きました。

だって、一皿100円の回転すしに、
そこまでの対応は
期待していませんでしたから。

その後、デザートまで食べて
おなかパンパンになって
帰ろうと立ちあがった時、

またもや
先ほどの男性の店員の方が
声をかけてきました。

店員「温度は大丈夫でしたか?」

私「はい」

店員「よかったです。
   ありがとうございました。
   またお待ちしております」

私は思わず、
「気にかけていただき、
 ありがとうございました」 と
お礼を言いました。

そして、なんとも言えない
うれしい気持ちで帰りました。

娘も
「あのお兄さん、やさしい人だね」と
言っていました。

男性の店員の方は、
こちらから声をかけてから
2回、気にかけて声をかけてくれました。

気にかけ続ける

それって、一つのサービスだと
感じた時間でした。

お客様の心をつかむために、
プレゼント商品を企画するのも一つです。

ですが、
『気にかけ続けること』

これって、私たち
人だからこそできるサービスであり、

お客様の心に沁みるサービスと
いえるのではないでしょうか。

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鈴木比砂江

 

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