お客様の購買意欲を高める閉店間際の接客対応
仕事を終え、
最寄駅に着いたのは21時50分。
翌朝、娘のお弁当の材料を
どうしても買いたくて、
スーパーに寄りました。
スーパーに着いた時には
21時57分。
そのスーパーの閉店時間は
22時です。
閉店までは
あと3分ほどしかありません。
お店の方たちは
片づけをしています。
その中の一人は、
入口に立っています。
閉店時間になったら
すぐに入口を閉められるように
待機しているのでしょう。
私はとっても
申し訳ない気持ちで入店しました。
だって、
閉店したらすぐにでも帰りたい
お店の方たちの気持ちは
わかるので。
だから、
店員の方とすれ違う時には
ペコペコ頭を下げて
「ごめんなさい」と言いながら、
小走りで動いていました。
すると、
一人の男性が笑顔で
「いらっしゃいませ。
急がなくていいですよ。
ゆっくり買い物してください」
と言ってくれました。
「ありがとうございます」と言いながら
心の中では
『神様みたい』と
じーんとしてしまいました。
すると、
不思議なもので、
『これもついでに買っておこう』
『あ、こっちもついでに』
と予定していた以外のものも
いくつかカゴに入れたんです。
話は変わりますが、
以前に
「うちは閉店間際に
よく売れるんです」
そうおっしゃるスタッフの方に
お会いしたことがあります。
どんな対応をしているか聞いてみると、
このスーパーの男性と同じように
閉店間際でも
お客様がいらっしゃったら、
笑顔で挨拶をする。
閉店業務の手を止めて、
声をかける。
申し訳なさそうにされているお客様には
「まだ、時間があるので
大丈夫です」と
声をかける。
といったことを
しているとのこと。
閉店間際であっても
ちゃんとお客様が買い物できる環境を
整えているんですよね。
閉店時間を知らないお客様であれば
別ですが、
知っていて入店されるお客様って、
きっと嫌がらせをしたいわけでは
ないんですよね。
時間がないけれど、
見たい商品がある。
時間がないけれど、
買いたいものがある。
そういう思いを持った方も
多いはず。
そんなありがたいお客様の
購買意欲がなくなってしまわないように、
”閉店して、
お客様がいなくなるまでは接客時間”
この姿勢の徹底が、
結果的に今日の売上を上げ、
お客様の『また来よう』という気持ちの
向上にもつながっていくのでは
ないでしょうか。
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鈴木比砂江
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