お客様がわからない話をしている時の心構え
今日と明日は
大阪で研修です。
さて。
以前、
クライアント先の方たちと
うちのスタッフと
6名で食事に連れて行ってもらったことが
ありました。
6名いると、
自然と2グループに分かれて
話が進みます。
私とスタッフは
別のグループで
最後まで過ごしました。
解散して、
帰りにスタッフと
駅に向かっていたんですが、
スタッフが
「いやー、
途中しんどかったですねぇ」と
言い出しました。
何かあったのかな?と思って
「嫌なことでもあったの?」と
聞いてみると、
「いやいや、全然。
会社のこれからをとても考えている
素敵な方でした」とのこと。
「じゃあ、どこらへんが
しんどかったの?」と
聞き直してみると、
「途中、Aさんの趣味の話になったんですが、
わからなすぎる世界で
どう話を合わせたらいいかと
思って・・・」というのです。
私の頭には
『?』がいっぱい浮かんできました。
『それの、どこがしんどいのか
わからんぞ??』と
思ったのです。
そこで、
「「私、その世界は全然わからないので
教えてください」って言って、
教えてもらえばいいだけじゃん♪」と
言ったところ、
「鈴木さんは
無邪気にそう聞いていそうですよね(笑)」と。
(なんだか、”空気を読めない人”と
言われた気分。。。)
途中から
スタッフも教えてもらうスタンスで
話を聞いていたそうですが、
最初は戸惑ったそうです。
で、私は思ったんです。
『私には、知らないことが
いっぱいある』と、
自覚しておくって大事なことだなと。
スタッフは
雑学が豊富なんです。
こんなことまで知っているの?
ということまで知っています。
本人も
自分の知識が広いことを
自覚しています。
だから、
知らない話題が出た時に
戸惑ってしまったのです。
一方、私は
雑学貧乏です。
そして、
『私の雑学は米粒レベル』だと
自覚しています。
だから、知らない話題が出ても
全く動じません。
それよりも、
『知らないことだから、
教えてもらおう♪』と
思ってしまいます。
対等になんて話そうとは思わずに、
サクッと負け宣言をしてしまって、
教えてもらう。
そうすることで、
変に気負いすぎることなく
お客様とも接することができているなぁと
感じます。
もし、あなたが
店頭に立っていて、
お客様がわからない話題を
持ち出して、
反応に戸惑うことがあれば、
サクッと負け宣言をして、
教えてもらうスタンスに
立ってみてください。
それだけで、
あなたは楽に接客できますし、
お客様も楽しく話ができる空間が
つくれるはずです。
鈴木比砂江
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