好印象を持ってもらえる接客時の声のつくり方
お客様の”心が動く”
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。
好印象を持ってもらえる接客時の声のつくり方
お店をまわっていると
お客様に声をかけて接客につながり、
会話が始まると表情豊かに楽しそうに接客しているにも関わらず、
最初の第一声の声かけは無表情でテンション低め。。。
そんな光景をよく見ます。
接客している本人に理由を聞くと、
「お客様は私じゃなく、商品を見ているので」と
言います。
要は、声をかける際の様子なんて見えないので、
あまり意識していないということでしょう。
でも、そのままでよいのでしょうか?
◆真顔で「こんにちは」、笑顔で「こんにちは」の違い
研修時にはこんな実験をすることがあります。
隣の人と向き合っていただき、
2回「こんにちは」とあいさつをしてもらいます。
1回目は真顔で「こんにちは」。
2回目は笑顔で「こんにちは」と表情の指示をします。
受講者のみなさんは言われた通り実施してくれます。
そして、終わった後に聞いてみるのです。
「私がお願いしたのは表情変えることのみです。
他に何か気付いた人はいますか?」
そうすると、
・笑顔の方が声のトーンが上がった
・笑顔の方が声が大きくなった
・笑顔だと思わずお辞儀もしてしまった
・笑顔の方が楽しそうな声になった
など色々挙がります。
◆笑顔は笑声をつくる
あなたも一度真顔と笑顔で「こんにちは」と
言ってみていただきたいのですが、
表情だけでなく声が本当に違うんですよね。
笑顔だとトーンが高くなり、
大きくなり、楽しそうになるんです。
笑顔だと普通の声から
より親しみやすい笑声に変わるんです。
あなたがお客様に声をかける際、
お客様はあなたを見ていないことが多いでしょう。
でも、あなたの声は届いています。
「この人の接客を受けたい」
そう感じてもらえる笑声をぜひ大切にしていきましょう。
そのためにも、笑声をつくる笑顔が大切なのです。
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