後輩や部下のやる気がなくなる、意外な育て方

福岡空港に向かう
新幹線の中で書いています。

 

私は、
現場の方をサポートしていますが、

サポートしている方の立場は
様々です。

 

接客スタッフもいらっしゃれば、
事務スタッフもいます。

 

入社したての方を対象にすることもあれば、
2~3年次、
5~10年次、
副店長、店長、

あとは、
数店舗を見ているマネージャーを
サポートする機会もあります。

 

雇用形態も、
正社員、
契約社員、
パート・アルバイトと、
本当に様々です。

それぞれの立場で
それぞれが感じることがあり、

それを教えてもらえることは
とても勉強になります。

 

そんな中で、

『優しさに見える
 その配慮は、

 実は
 後輩スタッフの気持ちを
 ダウンさせているのでは?』と、
最近、感じることがあるんです。

 

それは、
部下や、後輩に
暇な時間をつくってしまうことです。

 

上司や先輩からすると

『これは
 まだ早いんじゃないかな?』とか、

『自分でやったほうが早いから』とか、

『負荷をかけて
 しんどいと感じられないように
 しなくちゃ』など
様々な配慮をして、

「それは、
 私がやっておくね」

「あ、そこからは
 私がやるから大丈夫だよ」
と、
声をかけて、

部下や後輩スタッフの仕事を
取ってしまう。

 

それで、
若手スタッフが次の仕事があればいいですが、
暇な時間だけが残ったら…

手持ち無沙汰に
ボーっとするしかなくなってしまいます。

 

それに慣れてくると、
『仕事って、
 こんなものかな』
と思ってしまうので、

入社時にあったはずの向上心も
次第にしぼんでいきます。

 

すると、今度は
『1日って、長いなぁ』

『仕事って、つまらないなぁ』
という気持ちが高まっていきます。

 

実際に、
1~2年目の方から
「暇が、しんどいです」と聞くことも
多いです。

 

そんな中で、
活躍してくれるような人が育つイメージって…

湧かないですよね。

 

もし、4月に入社したスタッフが
あなたのお店にいたとしたら、

そのスタッフは
「毎日があっという間です!」と
言っているでしょうか?

 

何度も時計をチェックして、
『はあ、、、1日は長い、、、』と、
思ってしまってはいないでしょうか。

 

暇な時間ができないように、
仕事をつくって
渡してあげる。

 

そんなことも
スタッフが育つ上で
大事なことではないでしょうか。

 

とはいえ、
『手が空いた時に
 自分でできることを見つけることも
 仕事でしょ!?』

そう思ってしまいますよね。

 

ごもっともです。

 

ですが、
1年や2年目の時のあなたは
動けていたでしょうか?

 

私は…
そうじをするしか
思いつきませんでした(苦笑)

 

 

鈴木比砂江

 

 

 

 

 

 

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