新人スタッフ、中堅スタッフを育てる店内トレーニング

 

こんばんは！

価格ではなく、価値で選ばれる
売れる接客コンサルタントの鈴木比砂江です。

 

”見る＆見せる”トレーニング

 

昨日は、
中堅スタッフの接客を新人スタッフに見せる

という簡単トレーニングで
新人スタッフだけでなく、
中堅スタッフの接客力も引き出せることをお伝えしました。

 

今日は、
そのトレーニングによって
引き出された接客力を
定着させるにはどうしたらよいか。

 

この点についてお届けします。

 

学んだことを定着させることは、
接客に限らず教育に関わる方なら誰もが感じる
とても難しい課題でしょう。

 

ただ、
今日ご紹介する内容は
またまたとても簡単にできる内容です。

 

その方法とは、
あなたが間に入って、
新人スタッフ、中堅スタッフのそれぞれに
フィードバックを行うこと。

 

 

手順はこんな感じです。

 

まずは新人スタッフに対して。

 

１、中堅スタッフの接客の良かったところを聞く

２、回答に対し、共感する
（※どんな意見に対しても
　　本人の気付きは大切にしましょう）

３、「明日、やってみよう！」
　　と伝える

４、翌日、少しでも実行していたら
　　褒めなくていいので、
　　「早速やってるね」と
　　行動を認める

 

要は、
ちょっとしたことでも、
自分で気付いたことを認め、
それを行動に移せるようにサポートするのです。

 

自分で考えたことを
褒めてもらえるのは格別にうれしいですし、

またやろう！
という気持ちが湧きやすいです。

 

 

続いては、
中堅スタッフに向けて。

 

中堅スタッフには
下記の２つのことをお伝えします。

 

１、新人さんが良いと言っていた点
　
　例）「新人のＡさんが、
　　　あなたの○○というトークが
　　　すごい！と言っていましたよ」

２、「今回の新人さんがすごく勉強に
　　　なったと言っていたから
　　　またお願いね」
　　と、次回があると感じさせる。

 

このフィードバックから、
中堅スタッフは
自分の接客が後輩に評価されたことで
自信を持つことができます。

 

また、
次回もあることを感じることで、
接客力を高めたい、高めなくては！
という気持ちになり、
またいろいろなことを実践しようと思えます。

 

多くの販売員は、
売上という数字でしか評価されていません。

 

売上だけがモチベーションになりがちです。

 

だからこそ、
時にはスタッフ同士が良いところを学び合える
”見せるトレーニング”を行う。

 

そして、
自信と行動力を高めるフィードバックを行う。

 

新人スタッフにとっても、
中堅スタッフにとっても、
よい刺激となるはずです。

 

それが結果的に
売上にもつながっていくのではないでしょうか。

 

 

鈴木比砂江

 

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