真面目なスタッフほどやってしまいがちな売れない話し方

私は
店頭に伺って、
一人ひとりの
接客の個別指導をすることも
多いのですが、

 

改善するように指摘をする
7割以上の部分は、
伝え方です。

 

・言い回しを変える

・伝える順番を変える

・表現を変える

こればかり。

 

改善の手順としては、
まずは
私からいくつか問いを投げかけます。

 

それを受けて、
「だったら、○○と言った方がいいですね」

 

「だったら、
 ~と、お伝えした方が
 伝えたいことが伝わりますね」

 

と、ガシガシ変えていきます。

 

たったこれだけで、
売れるようになる方は
増えるのです。

 

加えて、もう一つ
やってもらうことがあります。

 

それは、
”話の内容を短くする”こと

これは、真面目な方ほど
起きがちなのですが、

・商品の特徴をモレなく、
 全部話しきらなくては!

と、思っていらっしゃる方が
多いんですよね。

頑張っている気持ちは
ものすごく伝わります。

 

でも、、、

お客様って、
そんなに長い時間
話を聞きつづけられないんです。

聞きつづけたとしても
消化しきれません。

 

学校で、
先生の熱意が溢れるあまり、

張り切って、
一時間の授業の中で

足し算、
引き算、
掛け算、
割り算、

これらを全部一気に教えたって、
きっと、生徒たちは
何がなんだかわからなくて
足し算すら理解できないでしょう。

 

それと同じように
一気に情報を届けたところで
お客様を疲れさせることはできても、

お買い上げへ気持ちを動かすことは
できません。

 

もし、あなたが
『商品のよさを伝えきれば売れるはず。
 だから、モレなく話しきろう!』

そう思っているとしたら、
ぜひ、勇気を出して
話す内容を
削ってみてはいかがでしょうか。

 

ただ・・・

伸び悩む方は、
伝えるべきところと、
削除すべきところ。

 

それを間違ってしまっていることが
多いです。

 

伝えた方がいいことを削除してしまい、
『それは今はいらない…』
ということを
一生懸命話してしまいがちです。

 

お客様に
あなたの商品が選ばれないのは、

あなたの言葉伝え方
弱いことが要因かもしれません。

 

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