和菓子屋さんで、お客様を引き留めた一言
今日は、
化粧品を扱う企業で
アプローチの研修でした。
今週も毎日研修なので、
喉を大事にしようと思い、
プロポリスの飴を舐めています。
(効いているのかどうかは
わかりません。。。)
さて。
先日、手土産用のお菓子を買うために
和菓子屋さんに寄った時のこと。
おいしそうな
和菓子を見つけたのですが、
日持ちがするものがいいかな?と
思っていたので、
「こちらの日持ちは
何日くらいでしょうか?」と
聞いてみました。
すると、
店長らしき男性が
「今日と、明日の2日です」と。
私は
『2日だったら短いなぁ』と思い、
また少し店内を見てみました。
そして、
「こちらの日持ちは
何日でしょうか?」と
聞いてみました。
すると、
「それも、2日ですね」と。
私は
『ここにあるものは
どれも2日なのかな。
だったら、今回は違うお店で
買おうかな』と思って、
お店を出ようと考えていた時のこと。
パートの方らしき
女性の方が声をかけてくれました。
「日持ちするものを
お探しですか?
何日くらいもつものが
いいですか?」と
質問をくれました。
私は
「5日くらいもってくれると
うれしいです」と
伝えると、
「でしたら、
こちらはいかがでしょうか?
栗が1粒入っていて、
甘みが優しいので、
甘いものが苦手な方にも
ご好評いただいてますよ」と、
教えてくれました。
私は
「そちらでお願いします」と、
栗の最中を購入しました。
この女性から
声をかけてもらえなければ、
私は
買い物をせずに、
「また来まーす♪」と
お店を出ていたでしょう。
女性スタッフの方の
「日持ちするものを
お探しですか?
どれくらいもつといいですか?」
たったこれだけの質問が
私を購入に導いてくれたのです。
接客は、
聞かれたことに回答するだけでは
お買い上げにつながらないことも
たくさんあります。
ですが、
聞かれたことをきっかけに
お客様を知りにいけば、
それだけで
お買い上げにつながることも
多いのです。
そのためには、
質問を受けたら、
回答+質問返し
ここを大事にすることです。
たとえば、
「こちらは、ほかの色は
ありますか?」と、
聞かれたら、
「ほかには、白とグレーがあります。
何か、ご希望の色は
ありましたか?」と、
回答をしてから、
お客様を知りにいく。
「こちらは、
小麦粉が入っていますか?」と
聞かれたら、
「入っています。
小麦粉が入っていないものが
よろしいですか?」と、
知りにいく。
そうすることで、
接客が一歩進み、
「でしたら、
こちらはどうでしょうか?」と
お客様に合った商品を
ご紹介する機会が生まれます。
接客を一歩進めるための
お客様から出てきたサイン。
見逃さないようにしたいですね。
『私はお客様から出てくるサインに
気づきにくい・・・』
そう感じる方は、
こちらを活用いただくのも一つです。
↓ ↓ ↓
https://ureru-sekkyaku.com/?p=3183
鈴木比砂江
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