接客での声かけ 拒否をされたときの対応法
今年、継続的に研修に
入っている研修でのこと。
メンバーの方たち同士が
「こういう時って、どうしている?」
とか、
「店舗全体で取り組むために
どうやっている?」
と、相談しあっていました。
研修スタート時には
見られなかった光景で、
『素敵な関係になって
うれしいなぁ』と思ったら、
泣きそうになってしまいました。
コロナ禍を機に、
今まで当たり前に感じていたことが
実は、すごくありがたいことだと気づき、
『うれしいことだなぁ~』とか、
『ありがたいことだなぁ~』と
頻繁に思うようになりました。
そのせいで、涙もろくなっているように
感じます。
年を取ったせいではないと
思いたいです(笑)。
さて。
その研修の中で、
お客様に声をかけた際に
”「少し見せてください」と
言われてしまうと
どうしていいかわからない…”
という悩みがあがりました。
私も、最初のころは
『あ~、拒否をされた…』と、
落ち込んでいました。
でも、経験を重ねるごとに
気づいたんです。
「少し見せてください」というのは、
『じっくり見たいんです』と
言っているだけで、
『あなたのことが嫌なんです!』という
わけではないんですよね。
拒否されていると思い込んで、
「少し見せてください」と
言われた際に、
「あ、どうぞ」と
落ち込み気味に答えるほうが
そこから接客につながることはないことを
学びました。
では、
「少し見せてください」と言われた際には
どうしたらいいのか。
まず、何より大事なのは
「もちろんです。
ごゆっくりご覧ください。
奥にもこんなものもありますので^^」
と、快く受け止めることです。
そうするだけで、
そのあと店頭を見ているお客様が
「あのー、これって、
触ってもいいですか?」と、
質問をしやすくなります。
また、
「少し見せてください」と言われたからといって
『もう声をかけるな!』と
言われたわけではありません。
お客様が何かの商品を10秒くらい
じーっと見ていたら、
見ている商品の紹介を
簡潔にしながら、
声をかけてみて大丈夫です。
「少し見せてください」と言われてしまったら、
どうしていいかわからない…
そう思うと、
声をかけることに
戸惑ってしまいます。
だからこそ、
そういわれたときの『対応法』を
あなたの引き出しの中に入れておいて
声をかける。
それだけで、
あなたも楽な気持ちで
声をかけられるでしょうし、
接客につながる頻度も上がるはずです☆
鈴木比砂江
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