接客中、早口になってしまうクセを治す方法

売れる販売員の話し方とは?

 

私はこれまで5万名を超える販売・接客をされる方にお会いしてきました。

 

そこでわかったのは話し方で

得をする人・損をする人がいるということです。

 

話し方次第でお客様の心を動かせる方がいる一方で

話し方がもったいないためにお客様の心を動かす

ことができない方にもたくさんお会いしました。

 

私が見ていて話し方がもったいないと感じる方

の多くは自身も話すのが苦手と感じている方

が多かったのです。

 

そして話すのが苦手と感じている方達が口を

揃えて言うことが

 

「私、早口だから直したいんです」

「早口を直さないと売れるようにならないですよね?」

 

など「早口であること」をネガティブに感じている

方が多いです。

 

それはこれまで上司や先輩から

 

「早口は良くないよ!」

「もう少しゆっくり話しなさい」

 

と指導されることで

 

「早口は良くないんだな…」

 

と思い込んでしまっているんだと思います。

 

では、実際早口は本当に悪いことなのでしょうか?

 

早口は一概に悪いことではありません。

 

むしろ、早口のほうが効果的な場面もあります。

 

では、販売員・接客をしている方が早口を気をつけるべき
場面とはどのような場面でしょうか?

 

説明するときはゆっくり話すことを意識する

 

商品の説明をするときはできるだけゆっくり話ことを意識してください。例えば

 

「こちらの商品は○○という素材を使っておりまして

 ○○という効果があります」

 

このような説明をするときはゆっくり話したほうが効果的です。

 

商品などの説明を聞くとき、お客様は理解しながら話を聞いています。

 

商品説明を早口でバーっと話されてしまうと商品の特徴や良さを理解できない

まま説明が終わってしまいます。

 

お客様は商品に対する知識が深くないかも

しれません。あなたが早口で説明している一つ一つの言葉を理解するだけでも

時間が掛かってしまうかもしれません。

 

これでは、お客様にとって必要な商品であってもその商品の良さが理解できず

購入につながらないのです。

 

自分自身が早口だと感じている方は、あなた自身がわかっている言葉でも

お客様は知らない言葉かもしれないと思って話して差し上げることで

 

お客様は理解しながら聞くことができるのであなたの言葉を受け取りやすく

なりますよ。

 

早口でも構わないときってどんなとき?

 

お客様に説明するときはできるだけゆっくり話すことを意識してみてください。

 

では、早口な方がいつもどおり早口で話して良い場面はどんなときなのでしょうか?

 

早口で話してもOKな場面とは

 

「あなた自身の体験談を話すとき」

 

です。

 

あなた自身の体験談を話すときはあえて早口にするというよりも

 

いつもの通りの速度でいつもどおりの話し方で話すのが効果的です。

 

体験談などあなたの日常を話す必要があったときにゆっくり話すと

説明されているような感じがして楽しさ・嬉しさなどの感情が

 

伝わりにくくなってしまいます。

 

ゆっくり話すときといつも通り話すときの使い分けを意識する

ことで苦手意識が払拭できるかもしれません。

 

それでも早口が治らない…試してみて欲しいたった1つのこと

 

先日、店頭指導に伺った先で、
とっても早口な方に出会いました。

 

笑顔が素敵で、さわやか。

 

でも、とっても早口。

そのため、
とっても急かされている印象を
受けてしまうのです。

 

スタッフの方には
そんな気は全くないのですが、
『早く、買うかどうかを決めてよー』と、
感じさせてしまうのが
もったいなかったんです。

 

もしかすると、
このメルマガを読んでくださっている方の中にも

接客をすると
どうしても早口になってしまう…

と、感じる方が
いらっしゃるかもしれません。

 

もし、そう感じる方がいたら、
ぜひ、試してみていただきたいことがあります。

 

それは、
ゆっくりうなづきながら話すこと。

 

浅いうなづきでOKです。

 

でも、ゆっくりめにうなづく。

 

そうすると、
うなづくペースに
話すペースが引っ張られて、
ゆっくりめに話すことができます^^

 

お客様が受け取りやすいペースに変わるだけでも、
あなたの言葉がお客様に届く確率は
必ずアップします。

 

『話し方』って、
実は、とっても大事ですから。

 

鈴木比砂江

 

 

 

 

 

 

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